現在ACジャパン(旧公共広告機構)が行っている2010年度全国キャンペーン「あいさつの魔法」
挨拶の励行を、低学年までを対象に企画しました。挨拶をするたびユニークで楽しいキャラクターが登場し、友だちが増えていく様を、歌とアニメーションで表現。挨拶は楽しいこと、友だちが増えるのは素敵なこと、というメッセージをこども達の心に届けます・・・との目的だそうだ。
以前書いたように子供たちの成績表では「挨拶が出来ているか?」を必ず見て来た。いつも「挨拶しない子供は絶対に可愛くない」と事ある毎に注意して来た。ごくごく当たり前のことを伝えて来たし、ごくごく当たり前の事だと思っている。 実際に挨拶の出来る子とは会話も弾むが、そうでない子には特に何の興味も沸かない。
しかし最近驚くほど、挨拶をしない人たちが増えている。それもれっきとした「大人」である。五百歩譲って「かなりの人見知り」だとしても、こちらからの挨拶に対して無反応の人がいる。こちらが何か悪い事でもしたのか?と不安になる。そもそもそのような躾だったのか、そうなった理由が何か他にあったのか?を知る由も無いのだが、逆にその本人に挨拶をしない明確な意図があればまだ救われると思ってしまう。
例えこちらの挨拶が虚しく宙を舞ったとしても、やはり挨拶だけは続けようと思う。