東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

八百長問題

2011年02月06日 10時03分35秒 | スポーツの話

明治時代の八百屋の店主『長兵衛(ちょうべえ)』に由来するとされている八百長。大相撲が野球賭博に続く不祥事で来月三月場所の中止が決まり、窮地に立たされている。

大相撲の八百長問題を受けて、2005年に出版した全世界で400万部を売った「ヤバい経済学」(東洋経済新報社)で7勝7敗の力士の千秋楽での勝率を79.6%と指摘し、八百長の“実態”に言及していたスティーブン・レビット・米シカゴ大教授の著書が注目されている。教授は、1989年1月~2000年1月まで、力士2811人、3万2000番の勝敗を分析し、千秋楽に7勝7敗の力士が8勝6敗の力士と対戦した際の、勝率の「からくり」を指摘している。過去の対戦結果から出した計算では、7勝7敗の力士の勝率は48.77%だが、実際の取組は、勝率が79.6%に上がるという。この確率は、次の場所で両者とも勝ち越し問題が生じない場合、7勝7敗の力士の勝率は40%にダウン。その次の場所では約50%と、元の勝率に近づくという。

小学生の頃から大相撲を見て来た私だが、その頃から「7勝7敗力士」と「勝ち越し力士」の千秋楽の対戦は気になっていた。実際に星取表を片手にかなり高い確立で「五分星力士」が勝つことを興味深く確認していたものだ。ただその時は小学生ながら「心情的に勝たせて上げたいのだろうな~」と素朴に思っていた程度だったが・・・

1963年秋場所千秋楽で当時作家だった時代に「八百長がある」と新聞紙上で指摘し、波紋を呼んだこともある慎太郎都知事が声高らかに「(相撲が)日本の文化の神髄である国技だったら、ちゃんちゃらおかしい」と痛烈批判したが、その時は和解したのだから、それは今言っちゃいかんと思う。ただ知事が言うように「ショー」としてのプロスポーツには少なからずある話なのかも知れないが、知りたくない話である事には間違いは無い。

有限会社やな瀬不動産


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