数日前の新聞に「皮から作ろう水餃子
」の見出しとレシピが掲載されていたので、「そうだね。皮から作ってみようか」と休日に餃子を作ってみた。薄力粉と強力粉をちゃんと分量通りに計量し、水を少しずつ混ぜながら煉る・煉る・煉る・・・そして寝かす・・・寝る・寝る・寝る・・・
眠っている間に「あん」を作る。白菜・豚ひき肉をベースに茹で海老をゴロゴロと入れる。冷蔵庫にもやし・しいたけ発見。これらもみじん切りで投入する。
寝かしていた生地を起こし、32等分に切り分けてから、延ばし棒を使って丸く成形する。最初は戸惑ったが、次第に手慣れて来る。出来上がった数を数えると何故か48個・・・どこで計算を間違えたのか・・・GZA48(餃子)・・・
そしてようやく「あん」をくるむ。餃子職人としては腕の見せどころであったが、皮作りに手間取った結果、最初に完成した皮が乾いてしまい、うまく包めない・・・不覚の出来栄えである。水餃子だと中身が溢れる可能性があるので、失敗作は焼き餃子にし、成功作のみ水餃子とする。
作っても作って終わらない。途中で嫌気が差し、ちゃぶ台返しをしたくなるが、心の中で泣きながら作り続けた結果、出来上がったのは、大きさの異なる餃子たち・・・ふぞろいの餃子たち・・・肉厚でなかなか美味しかったと思ったが調理開始から完成まで約三時間経過してしまった為、すっかり疲労困憊だった・・・