先日ひょんなことから「大黒摩季」の話になった。
私にとっての彼女は「未婚女性の代弁者」としてのイメージが強い。数日後、彼女の代表曲とも言える「夏が来る」を改めて聴き直してみた。まず耳に飛び込んでくる彼女の圧倒的な声量はやはりいつまでも素晴らしい。そしてその歌声に乗り、流れて来る歌詞がかなり強烈である。
妥協しない 焦らない 寂しさに負けない
物事いろいろ知ってしまうと 瞬発力が無くなるもので 運命の人だと思っても 経験が邪魔して素直になれない
選ばれるのは結局 何も出来ないお嬢様
残されるのは結局 何でも知ってる女王様
改めて物凄い歌詞であると思うと同時になかなか「言い得て妙」の歌詞でもある。
もちろん結婚がゴールではない。周りの友人の中でも未婚者も少なくないが、既婚者が必ず幸せでもないし、未婚者が必ず不幸でもない。人の生き方なんて色々でどれが正解何て分かりもしない。最期の最期の瞬間に自分の半生を振り返ってどう思うのか?だと思っているので結婚・未婚はどちらでもいい。ただもし私が今の年齢まで未婚だったら、結婚にはちょっと二の足を踏むだろうな~とは思う。楽ちん・お気軽生活を放棄してまで、結婚生活を選べるだろうか?結婚生活には金銭や時間や自由の「縛り」が当然出てくる。ひとりでは不要だった気遣いだって必要になる。年々面倒臭がりになる私にとっては、この時点からのスタートはやはり気が重いだろうな~と思ってしまう。
まあ~ただ既婚者も未婚者も頑張って行(生)きましょうとしか言えない。誰にだって「夏」は来るものだ。
【2月15日(火)~2月16日(水)は連休となります】