「空いているお部屋があるんですが・・・」と見知らぬオーナーさんが来社。このご時世である。同様の空室の長期化に困っているオーナーさんが最近よく来社される。
詳細を確認した上で、方眼紙と鉛筆を持参して現地へと向かう。一度も見た事の無い部屋はいつもワクワクする。まるでお部屋探しをしている気分でドアを開ける。室内に入り、全体を見渡す。よどんだ空気と玄関に散らばった広告の量が空室長期化を物語っている。
そしておもむろに図面を書き始める。なるほど~と感心する間取りもあれば、設計意図が不明な間取りもあり、それがまた楽しい。「これをこうしてあーした方が・・・」と頭の中で勝手にイノベーションしたり、この部屋のタイプならばターゲットは・・・と想定したり、希望賃料は適正なのだろうか?と考えながら、さらさら~とラフに作図して行く。事務所に戻り、製図をし、図面が完成する。
ぼくぁ~はこんな作業が大好きなんだなぁ~