東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えます不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

親の監督義務

2013年07月11日 09時37分36秒 | ニュースの話

先日のニュース。

平成20年9月、当時小学5年生だった少年(15)の自転車にはねられて意識不明の状態が続いている女性(67)の夫と、保険金を支払った損害保険会社が、少年の母親を相手取り、計約1億590万の損害賠償を求めた訴訟の判決が地裁であり、裁判官が母親に計約9500万円の支払いを命じた。判決によると、少年は自転車で帰宅途中、対向から歩いていた女性と正面衝突。女性は転倒した際に頭を強く打ち、今も意識が戻っていない。裁判官は、少年が下り坂を時速20~30キロで走行し、前方不注視が事故の原因と認定。「自転車の走行方法を指導し、監督義務を果たしていた」とする母親側の主張について、「十分な指導や注意をしていたといえない」と退けた。



認定額もほぼ満額に近い、内容的にもなかなか厳しい判決内容である。親に対してここまで言及する内容は非常に稀なケースではないだろうか?実際に危険な自転車運転をする子供たちをよく目にする。その都度、ドキッとしたり、大丈夫なのか?と心配してしまう。

親の子供へ対する扶養や監督等の様々な義務は多岐に渡るってことを実感すると同時に、社会における最低限のルールを教えるのはやはり親であると再認識させられたニュースである。

有限会社やな瀬不動産


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