先日、妻と一緒に娘を迎えに夜の羽田空港へ車で向かった。今もまだ昨年のクリスマスの悪夢が払拭出来ていないが、その後も何度か通っているので、きっと大丈夫だろうと到着30分前に自宅を出る
高速に入り、東京湾をくぐる・・・順調、順調。クリスマスの時は空港中央を通り過ぎてしまい、めでたく神奈川県入りしてしまったので、慎重に早めに分岐を曲がる・・・一般道・・・
ちなみに私たちの名誉の為に説明しておこう。向かう先は羽田「国際」空港なのだが、まずナビが古くて国際空港が表示されない。そして高速の案内標識は「国内」線の表示しかない（多分）。事前に調べた結果、空港手前の分岐を曲がれば、国内線経由の必要が無く、少しだけ早く到着出来ることを前回確認出来たので、今回もそのルートで行く予定だったのだが・・・。この方式を「交通標識があり得ない程、遠回りさせられるディズニーランド方式」と勝手に呼んでいる。
どうして一発で辿り着けないんだろう?と呟きながら、途中でUターンをして高速と並行する一般道を走る。すでにその時点で到着時間が過ぎ、娘からの連絡が入る。少し気持ちが急いてしまい、薄暗いガラガラの道路でスピードをさらに上げて走ると後方からけたたましいサイレンが鳴る
げぇ
このタイミングでまるでコントじゃん
警察官がスピーカー越しに何かを叫んでるが、トンネルで反響し過ぎて聞き取れない。走行しながら窓を開けて内容を確認すると「前方の安全地帯へ停車せよ」と断片的に聞こえた。車を停めて、パトカーへと歩み寄る。27キロオーバー・・・3点減点・・・18000円也・・・
パトカーの後部座席で調書を取られながら、どうしていつもこうなんだろう?と羽田空港との相性の悪さを心の中で嘆く。釈放され、車内に戻り、助手席の妻と顔を見合わせて「羽田なんて大嫌いだぁ～」と二人でゲラゲラ
と大笑いながら、今度はやたら慎重に空港へと向かう。
次回は無理せず空港経由にしようと誓ったものの、「行き過ぎ」「手前下車」「速度違反」・・・と次は何が待っているのかもちょっとだけ期待しちゃったりして・・・
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