【5/4(日祝)~5/7(水)まで連休とさせて頂きます。予約投稿にて】
映画「太秦ライムライト(2013年公開)」を観た。
【解説】チャンバラ時代劇の黄金時代を支えてきた京都・太秦を舞台に、時代劇を愛する人々の現在を描いた人間ドラマ。太秦の日映撮影所に所属する香美山清一は斬られ役ひと筋の俳優人生を歩んできたが、近頃は若者向けの新たな時代劇の波にのまれ、出番を失いつつあった。そんなある日、新人女優のさつきと出会った香美山は彼女に往年の女優たちの面影を感じ、殺陣の稽古をつけることに。香美山の指導のおかげでチャンスをつかんださつきは、東京でスター女優としての道を歩んでいく。時が経ち、大作時代劇の主演を務めることになったさつきは、すでに引退した香美山との共演を熱望するが……。「ラスト サムライ」にも出演した斬られ役の第一人者で、「5万回斬られた男」とも呼ばれる福本清三が映画初主演を務めた。
冒頭、C・チャップリンの台詞から始まる。
普段は寡黙で低姿勢の「5万回斬られた男」が、一度剣(竹刀)を持つとシャキッとする姿が役者魂を感じる。そして殺陣って難しいがとても格好良いと改めて思う。また裏方だけにあまり台詞がなく、京都の太秦(うずまさ)が舞台なので「おおきに」の言葉がとても心地良く感じる。そして大きな山場もなく、静かに映画は終了する。
山本千尋がとにかくピカイチだったな~って作品だった。