2020年の東京オリンピック開催に向けて、2014年7月から解体される国立競技場。1958年に完成し、56年の幕を閉じる前に、スタジアムツアーへと出掛けた。大型連休が終わった翌日の水曜・定休日の午前10時30分の部を目指し、10時に国立競技場に到着するが、まあ~凄い列。選手のアップ用トラックに長蛇の列が出来ていた。
入場料1000円を支払い、記念のタオルと関係者用パス風の入場証を首から掛ける。(ちなみに一緒に配布された国立競技場のペーパークラフトを帰宅後、途中まで作ったが嫌気が差して断念)
まず最初に会議室に集められ、主催者からツアー順番と注意事項の説明を受けてからツアーが始まる。会議室を出て、正面入口上部に掲げられている「東京オリンピック優勝者銘盤」を見上げながら説明を聞く。ここに銘盤があるなんて知らずに今までただ通過していたものだ。
その後、移動して1991年に開催された世界陸上優勝者銘盤の説明を受ける。この大会でC・ルイスは100mで9.86秒、M・パウエルは走り幅跳びで8m95とそれぞれ世界新記録を樹立したが、パウエルの記録は今も破られていないそうだ。銘盤の前には実際にパウエルが飛んだ8m95が地面に掲示されていた。飛び過ぎだぜ、パウエル
そしてその後、すぐ横にあるシャッターが開けられいよいよメインイベントであるグランドへと進む。(つづく)