日本野球機構(NPB)は、12日の阪神-広島20回戦(甲子園)でビデオ判定の結果、三塁打と判定された打球は本塁打の誤りだったと発表した。試合は2-2の引き分けで成立しており、記録の訂正は行わず、関係者に謝罪した上で再発防止に努める。2010年に導入されたビデオ判定で誤審を認めるのは初めて・・・とのこと。
【ボールがネットの向こう側にある】
誤審を認めて謝罪までしちゃうんだ・・・と何とも残念なニュースだった。一部「審判の責任追及」する声も聞こえるが、審判はみつを風に言えば「だって人間だもの」であって、誤審もありきの人間のジャッジであるのだから仕方が無いとそもそもビデオ判定システム導入自体を反対している私は思ってしまう。審判の権威の為には、誤審を認めることも謝罪もすべきではない。もしこの試合でカープが勝っていれば、混セはさらに混戦になっていたかも知れないが、それも含めての野球でいいんじゃないかなと思う。
ちなみにバレーボールでは主審が親指の両方を突き出し「ごめんごめん、今のは無し」を示す「ノーカウント」というスポーツではなかなかあり得ない物凄いジャッジが存在する。