【5/2(日)~5/5(水祝)まで連休とさせて頂きます。予約投稿にて】
映画「バトル・ロワイアル(2000年公開)」を観た。
【解説】中学生が殺し合うというセンセーショナルな内容で物議をかもし、社会現象を巻き起こした高見広春の同名小説を、「仁義なき戦い」の巨匠・深作欣二が映画化した青春バイオレンスアクション。新世紀のはじめ、ひとつの国が崩壊した。子どもたちを恐れた大人たちは、新世紀教育改革法・通称「BR法」を施行。年に1度、全国の中学校から無作為に選ばれた1クラスが、無人島で最後の1人になるまで殺し合いをさせられるのだ。修学旅行の名目で無人島へ連れて行かれた城岩中学校3年B組の生徒たちは、かつての担任キタノによる容赦ない指導の下、この恐ろしいゲームに強制参加させられることになり……。北野武が教師キタノを圧倒的な存在感で演じた。
公開当時かなり話題になった作品で、数十年ぶりの鑑賞してみた。栗山千明、塚本高史、高岡蒼佑、柴咲コウそして山本太郎とまだブレイクする前の役者を含め、色々な意味で「なかなかの面々」である。特に山本太郎は役者としてとても魅力的であったのだが・・・また当時も思ったのだが、「設定が高校生だったら」と言うことと、他の作品でも見掛ける「銃発砲時の反動のなさ」が気になったのは50歳を過ぎても感想は一緒だった。好き嫌いが完全に分れる作品であるが、深作作品には時として問答無用の面白さがある。
ただ当時は非常に面白かった記憶があったのだが、令和になってから観るとまた違った作品にも思えたのは仕方がないことだろう。