たまに訪れるランチのお店は店主とパート女性のふたりで営まれている。
これまでなかなかパートさんが定着しなかったのだが、ようやく同じパートさんが店頭に立たれている。すると店が手隙の時にパートさんと店主の会話が聞こえてくる。雑談にも程があるような内容でぺちゃくちゃとお互いにため口で話している。パートさんの慣れと働きやすいようにフレンドリーな店主の対応も悪いことではないんだけど、せめて店内に客がいる時ぐらいは止めておいた方がいいんじゃないかな?と思う。
サザンの1985年に発売されたアルバム「KAMAKURA」の中に「愛する女性(ひと)とのすれ違い」なる曲がある。その冒頭に「馴れ合いのおしゃべりで 時間(とき)が過ぎてゆく」とあり、「この頃はお互いに心をよせてない」と続く。果たして私はいつまでこのお店に心を寄せられるのだろうか?