先日のランチは大混雑していた。
店員さんもてんてこ舞いの状況でどことなく店内が殺気立ち始めていた。
「きっと何かが起こるだろうな」と思っていると、呼び出しボタンが鳴る。
それも同じ人がまるで早押しボタンのように連打していた。
みんな忙しいんだから文句言うなよ~と「有難く」思った。
何故有難かったと言うと、私のオーダーが待てど暮らせど届かず、キャンセルして席を立とうとしたタイミングでの連打でふと冷静になれたからである。
心の中で連打のおっさんに感謝していると間もなく私のテーブルに料理が運ばれて来た。