公開50周年を記念した映画「ゴッドファーザー(1972年)」の 4K版を観に行った。
【解説】ドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)率いる一族の家族模様とファミリーが手がける恐ろしい組織犯罪の両方の間で巧みにストーリーを展開させながら、アメリカでの勢力争いを巡るシチリア人マフィアの血なまぐさい盛衰が描かれる。マリオ・プーゾのベストセラー小説に基づいた本作は、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン、ロバート・デュバルらが名俳優としての地位を築いた迫真の演技に支えられて燃えたぎるような激しい作品となり、1972年度第45回アカデミー賞で10部門にノミネート、作品賞、主演男優賞、脚色賞の3部門を獲得した。
もう何回、何十回観たことだろう。本ブログでも2009年を筆頭に2012年、2020年他たくさん書いてきたし、DVDも持っているし、レコーダーにも録画してあるものの、ついつい上映されると聞くと足が向いてしまう。暗くて静寂な冒頭と対照的な賑やかな結婚式からワクワクしてしまう。この後「生首」「暗殺未遂」「病院」「暗殺」が続くんだな~息をつく暇がない。タッタリヤ(息子)のバーのシーンやソニーの暗殺、洗礼式とオーバーラップしながらのラストシーンは何回観てもしびれてしまう。ただ家族を大切にせよとのドンの教えに子供たちはあまり従っていないことに改めて気づいた。
ドンからマイケルへの代替わりはどこか自分にも重ね合わせてしまったあっという間の3時間だった。