気が付けば我が家の愛犬のブログが2年更新されていなかったことに気が付いた。
今年7月に13歳を迎え、人間の年齢に換算すると68歳になる小型犬の「彼」はこの2年間で驚くほど様々な面で老化現象が出てきて、部屋の片隅で壁に向かってぼーと立っていたり、加齢臭が激しくなり、毛艶もなくなり、食欲も減り、食べる速度も散歩のスピードも非常に遅くなり、平坦な場所でつまづくことも多くなった。さらに視野が狭まっているようで、触れるだけで噛みつくことも増え、家族が様々な面でおっかなびっくりの対応になってしまっている。だからと言って可愛さが無くなる訳でもなく、サイズはほとんど変わらないがすっかり老犬であることをよく承知した上で年齢相応の対応に終始している。「彼」のその様子は近い将来の自分自身と重ねることも少なくなく、色々な思いが交差する。
小型犬の寿命は15年と言われている。さほど長くはない余生であるが、少しでも長く一緒の時間を過ごそうぜ。