今年8月末に水道業者さんより「新型コロナウイルスの影響による工場閉鎖等のため各メーカーより衛生設備器具等について納期遅延及び納期回答の遅れ」の案内が来ていた。温水洗浄便座・ウォシュレット・一体型便器・タンクレス便器の納期は3週間程度、一部の換気扇は2週間程度とあり、中でも一番緊急性のあるガス給湯器全般の納期は未定とのことだった。
その後幸いにも設備不良はなく、また10月以降日本の感染者激減もありこのような事態であることすらも忘れかけていた先日、新規契約に伴い旧式の給湯器を交換することになった。業者さんに連絡をすると状況は変わっておらず、入荷は早くても2~3ヶ月とのことで恐らく来夏まで続くのではないかとのことだった。突然入荷することもあるとのことなのでとりあえず発注し、旧式の給湯器の頑張りに期待する。また先日は別の物件で照明器具の納期が未定とのことで工事が中断している。現在自動車製造も同様で減産しており、最近ではガソリンの高騰を始め、様々な面で予想だにしないことがじわじわと起こりつつある。
ただこれは自国製造への方向転換する機会なのかも知れない。確実に値段は高くなるが、改めて失ったメイドインジャパンとしての誇りを取り戻すきっかけになるかも知れない。