彼女は世界初の消しゴム版画家にして、国内最強のTVウォッチャーとして多くの日本人を唸らせる名コラムを書きまくったが2002年6月12日逝去。彼女のコラムは本当に面白く、著書「テレビ消灯時間(文藝春秋)」での辛口のコメントに毒舌な消しゴム版画がとてもマッチしていて、今も自宅に大事に保管してある。また数年前に吉祥寺で開催された展示会にも足を運ぶほど私は彼女が好きだ。もし彼女が生きていたなら、この番組をどうコメントするだろうか?と今も時々思うことがある。その後、彼女に影響を受けたであろうコラムニストが何人もいたが、残念ながら彼女の足元にも及ばない。
ナンシーの再来はいつになるのだろうか?

