南米ペルー、雲霧林を背景に飛翔するスルコウスキーモルフォ( Morpho sulkowskyi )と雌の画像。
私たちが採集をこころみたスルコウスキーモルフォ( Morpho sulkowskyi )は美しい淡青色や真珠色に輝く美麗なモルフォだ。
その生息地カラバサは南米ペルー、アンデスアマゾンの標高2000m以上の山岳地帯。しかも天候が不安定な雨季の真っ最中に発生する。
鬱蒼とした湿潤な環境で樹林が発達し太い樹木は苔むして着床植物に覆われる。この特異な環境は雲霧林とよばれ、ふだんは雲や霧に覆われていることが多い。
気温の変化が大きく現地の人はこの蝶が出現する時期でもセーターを着ている人が多い。
現実問題として、雲が切れて晴れ間の日差しで舞い始めるこの美麗モルフォを採集できる機会は稀である。
カラバサの上流、標高3000mのドルトバンパ。ここに住むインディオの人たちはセーターを着ている。赤ちゃんを背負った女性にオーラ(こんにちは)と声をかけると笑顔が返ってきた。
雲霧林を背景に飛翔するスルコウスキーモルフォをとらえた貴重な写真。
Photo by Yasuhiro Sasaki.
スルコウスキーモルフォ♀の標本写真。( Cuzko産。 Syunji Ariga collection )
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