Astrope degandii ベアタもどき
20XX-Nov. 10 Alt. 400m Shima Junin Peru.
南米ペルー、アンデスアマゾン源流域。
この辺りには3種のアグリアスが生息している。
Agrias amydon, A. claudina lugens, そして A. beata (ベアタアグリアス)。 前2者はなんとか撮影、採集できたが 最後のベアタアグリアスは手強い。
ベアタアグリアスの発生数は少なく、この時期、このあたりでは1週間に1-2頭くらいしか採集されないと言う。
この日、このジャングル奥のベースキャンプから枯れ川になったシマ川をさらに3時間遡行してベアタアグリアスのポイントへ向かった。もう歩くのが嫌になる頃、やっとポイントに着きトラップを仕掛けた。
ほどなくヒラヒラとこの蝶が舞い降りて、本物のベアタを見たことがなかった私はてっきりこれが珍品ベアタと勘違いした。
心臓が破裂しそうに鼓動して、喉がカラカラ、緊張のあまり声も出ない。そんな状況で撮影したのは、この Astrope degandii でした。
知らないものが見れば最初はベアタと間違えるかもしれないが、全く、似て非なるものです。
真っ白いストローが印象的で、それなりに美しい蝶だとは思います。
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