インカハゴロモゼミ(Amantia peruana)とアオハゴロモゼミ(Lystra lanata)を採集。
Agrias beata の飛来が一段落して一息ついていると、ガイドのホセ君がネットを片手に目もくらむ深い谷に突き出した木に登り始めた。
サルみたいな身軽さで梢近くまで登り、ひょいとネットしてきたのが、この美しいインカハゴロモゼミでした。
似たような感じの得体の知れない昆虫をShima のジャングルの小径で発見。
これはアオハゴロモゼミで、長い尻尾は撮影したりしているうちに暴れると、おおかた取れてしまったほどもろい。
ちなみにインカハゴロモゼミもアオハゴロモゼミも私が勝手に付けた和名です。
この昆虫たちの学名は当初まったくわからず、私の Face Book で訪ねましたところ、昆虫学者の丸山宗利さんからご教示いただきました。
インカハゴロモゼミ(Amantia peruana)はペルー特産種で亜種の記載はないようです。
一方、アオハゴロモゼミ(Lystra lanata) は分布域は広く ブラジル、仏領ギアナ、仏領西インド諸島、ガイアナ、メキシコ、スリナムで記録されているようです。
WikipediAなどで調べてみましたが、記載は実にあっさりしたもので、これ以上の情報はみつかりませんでした。日本ではあまり馴染みのない昆虫なのかもしれません。
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