MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

鎌倉散策記~あじさい寺

2010年06月14日 | まち歩き

関東地区にも梅入り宣言されたこの日は、前日に打って変わって朝から雨が降りしきっていたので、今日の予定していたジョギングを諦めて、雨のアジサイは風情があるからと、勝手に決め込んで鎌倉のあじさい寺散策へと出かけてきた。

例年のことながら、紫陽花の見頃になると天候に関わらず、鎌倉は紫陽花見物客で大賑わいとなる。

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この日は、明月院から始めて極楽寺・成就院・長谷寺へと目指して繰り出したところ、北鎌倉駅に8時半に着くや電車から殆どの客が降りて、円覚寺を素通りして皆さんの足は「明月院(アジサイ寺)」へと長い列が出来ていた。

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このシーズンには、開門前から行列が出来て足止めされるとも聞いていたので、負けじと足歩で明月院へと向かった。

門前には、平日ながら約30名近い列が出来ており、幸い団体意外の一般客はすぐに入苑が出来たが、苑内の山門へ通じる参道は、カメラを構える人などで、前に進まない・・・

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階段の両脇の境内は「姫アジサイ」が咲き誇っており、これを明月院ブルーと呼ぶそうである。

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ようやく山門をくぐり、本堂に到達して方丈(紫陽殿)から丸窓越しに見えるハナショウブが見える中庭の光景は、なんとも素晴らしくカメラマンの放列が出来ていた。

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小雨が降っていたが、写真ではなくスケッチで残したいと、ペンを走らせたが紙面が濡れてデッサンだけで中断し、休憩所で早描きに挑戦・・・

狭いアジサイ路には、アジサイならず傘の花が、美しく咲いていたのが印象的であった。

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また、開山堂の脇には、鎌倉一といわれるやぐら(洞窟墓)があり、明月庵(後に明月院)を中興した上杉憲方の墓であるとも言われているそうです。

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苑内が人で一杯になってきたようで、早々に出てみれば、入り口前には想像を超えた100M近い列が出来、交通整理の方が汗していた。

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次の目的地である成就院へと江ノ電を乗り継いで向かったが、ここでも極楽寺駅に着くとほとんどの乗客が下車して、成就院ー長谷寺へと向かう人で連なっていた。

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極楽寺駅前の路地裏には、小さな標識がありその裏の山影には、明月院を中興した『上杉憲方』の墓所が静かに佇んでおり、知る人ぞ知るスポットだそうである。

成就院の由比ガ浜海岸を望むアジサイ路は、絶好の写真スポットとしても有名であるが、この日も上り詰めた踊り場には、三脚を構えたカメラマンが前を行く人達が退けるまでチャンスを待つ人で足止めさせられていた。

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さすがに、この日の海岸は雨に霞んでいたが、色鮮やかなアジサイの彩りと坂道風景は、成就院だけの光景である。

そこそこに追い出されて、長谷寺へ移動すると、ここでも明月院以上の人混みが待っていた。

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さすがにこの日は、アジサイ散策路へは待つことなく入れたが、恐らく休日などの混んでいるときは、入山整理券が出るようで待ち時間表示の準備がされていた。

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裏山のアジサイ散策路へは、順路に沿って昇り降りして歩を進めるが、狭い路故にカメラマンが立ち止まってしまうので、列が途切れずに渋滞してしまい、一周するのに約30分弱掛かっていた。

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山肌に拡がるアジサイ散策路には、約2000株の色々なアジサイが咲き誇り、その種類と鮮やかさは抜群であり、姫紫陽花一色の「明月院」より個人的には好みであり、最近は訪れる客が非常に多くなっているようです。

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また、境内には花菖蒲が浮かぶ池や竹林との調和が圧巻であり、何とも言えない趣を感じました。

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さらに、鎌倉市内や逗子方面を望む光景なども素晴らしく、千体地蔵なども長谷寺独特の壮観な光景で、訪れる方も時期を問わず多い人気スポットである。

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鎌倉の三大アジサイ・スポットである『明月院・成就院・長谷寺』を巡り、小雨そぼ降る中での混雑もあったが、見頃を迎えた紫陽花の彩りを見て歩き、梅雨入りを忘れる風情を感じた散策であった。

雨止まぬ一日であったが、美しい紫陽花を見て歩き、正に『just walking in the rain・・・』を口ずさむ楽しい散策でした。

コメント
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