地元の中学校の体育祭に 地域団体代表として招かれて 初めて出かけてきた。
日曜日の天候不順の影響のために、平日に延期されての開催となったが、父兄などの見学者は予想以上に少なく、寂しい体育祭だったようだ。
学校周辺や校内には、 「こども見守り隊」 「青少年育成協力会」などのボランテイアの仲間が、腕章を付けて巡回しておられる光景が見られたが、中学となると安全への気配りも並じゃないようである。
午後には、卒業生と見られる子ども達?など、 同窓生らしい男女が集まってたむろしている姿も見られ校内での光景としては、適さない雰囲気があり、パトロールも止むを得ないようだ。
中学の春に開催される「体育祭」とは、陸上競技会のような技を競う会をイメージしていたが、小学校と同じように、「運動会」だった。
種目は、徒競走の他は、玉入れやタイヤ運び、ダンス、綱引、組体操など、遊びの要素が多く、楽しく競うもので、中学校で紅白玉入れとは?とびっくりである。
ご近所の皆さんの顔も見られたが、父兄がカメラでこどもの姿を追うが、姿を見つけられず「息子を探せ・・・」と必死だった。
この1週間ばかりは、毎日練習のため授業もままならなかったようで、組体操などの団体演技には苦労されたそうだ。
閉会式では、各組の成績優秀賞の他に、応援や団結力、場内クリーニングなどを評価した「活動賞」が授与され、場内から大拍手を受けていた。
また、閉会式は、生徒全員が整列して直立姿勢で行われるのかと思いきや、何と整理体操の後、整列して座り込んでの閉会式には、驚いた。
今の生徒には、約30分弱の緊張感を維持出来ないのだろうかと、教育の場の甘さに不安を感じ得ない。