MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

第29回 横浜開港祭~ぶらり散歩

2010年06月03日 | まち歩き

昨年開港150周年を迎えての開港イベントで大賑わいであった、横浜港の開港祭が6月2日の記念日に、いろいろな開港祭イベントが行われた。

家を出る時には、鳩山首相退陣の臨時ニュースが流れていたが、日本の空に掛かっていた暗雲が取れたように、雲ひとつ無い快晴となっていた。

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この日は、横浜のシンボルである『キング塔(神奈川県庁)』、『クイーン塔(横浜税関)』、『ジャック塔(開港記念館)』を中心に、開港祭イベント会場を散策してきました。

横浜スタジアム前の横浜公園では、恒例の出店が繰り出して賑わっていたが、素通りして開港記念館へ向かい、『ジャック塔に上ろう・・』の特別イベントへ直行した。

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先着200名限定でしたが、幸い77人目でボランテイア「ジャックサポターズ」の案内で、順番待ちに並び時計塔へと案内された。

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いつもスケッチしている時計塔の中はどうなっているのか?と大変興味があり、細い螺旋階段を登るが、階段は一人がやっと登れるほどの細く、最上部は3人が立っているのが限界であるほど狭く、時計台の裏側を望めたが、あの時計には補時計がついており、連動しているそうだ。

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しばし、塔上からキング塔や記念館の複雑な屋根の景観を眺めて、時間制限で止む無く交代下段した。

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続いて、目の前のキング塔(神奈川県庁)ヘ向かい、ここでは屋上が開放されており、素晴らしいベイエリアやベイブリッジなどの展望が眼下に拡がっていた。

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昨年のY150 周年でも開放され満員の様相であったが、この日は数人の姿が見られる程度で、ノンビリとみなとみらいを眺める気分は最高でした。

キング塔も、王様に相応しい重厚な威厳のある景観を示し、スケッチするにも中々手強さを感じているところである。

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屋上の展示コーナーには、県庁の歴史を語る歴代の資料や写真などの貴重な資料が展示されていたが、現在は第4代のキング塔だそうで、80年の歴史を誇るそうです。

また、屋根の縁を形つくるライト様式の「テラコッタ」の復元された物が、陳列されておりキング塔の独特の様式構造が確認できます。

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しばし、屋上からの景観を楽しんで後、真向かいの「開港資料館」では、ペリー来航の開港当時の資料など、改めて150年の重みを感じて、象の鼻地区へと移動した。

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象の鼻パークでは、丁度 港湾労働者供養祭が行われており、山下埠頭にあった横浜港150年の発展の過程で港湾荷役などで亡くなった人達の供養塔を、横浜港発祥の地であるこのパークへ移設したそうで、献花をさせていただいた。

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象の鼻パークで、横浜税関をスケッチされていたグループがあり、丁度講評会が行われていたので、覗いてみたら何と昨年フランスへスケッチ旅行に同行した方の姿があり、互いにビックリだった。

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赤レンガ倉庫エリアや新港パークを散策して、開港祭のメイン会場である臨港パークへ移動すると、海上では、巡視船への特別乗船や官公庁艇パレードが行われていたが、夕刻から始まるステージショーや花火の場所取りが始まっており、大変な賑わいであった。

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ステージ横のボードには、小学生の『横浜港の風景画』が約300点ほど展示されており、興味深く見て回ったが、末は天才画家かと思われるような中々の秀作もあって眺めていた。

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約5時間余りのみなとみらい地区のウオーキングとなったが、文明開化の原点であるわが街横浜の情緒をたっぷりと味わい、熱い一日となった。

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