長い歴史のある鎌倉の奇祭といわれる鎌倉御霊神社の例大祭と面掛行列を初めて観てきました。
御霊神社は、我が町藤沢から茅ヶ崎地区など荘園の大庭御厨を伊勢神宮に寄進した鎌倉権五郎景政を祭神とする神社ですが、景政の命日に毎年開催されています。
境内には、早くから参拝客などが詰めかけており中に入れない程でしたが、本殿前では湯立神楽(鎌倉神楽)が奉納されていました。
湯立神楽の後には、伝統の神輿が神幸祭の出発を待っていました。
クライマックスの面掛行列では、神社を出発し坂の下通りをしずしずと子ども達が引く囃子太鼓に続いて露払い、太刀持ちなどが練り歩きます。
その後に、一番の爺から鬼、異形、鼻長と続きます。
五番は烏天狗、六番の翁と続きます。
最後のハイライトである9番目、10番目は妊婦の阿亀と女でしたが、大きなお腹を抱えて豊年満作を祈願しているそうです。丁度目の前を通過するときに妊娠中のお母さんが飛び出してきて阿亀と互いのお腹をさすりあっていましたが、安産を祈願していたのですね・・・・
面掛けの行列の最後には、神輿の神幸祭の列が続きますが、ワッショイワッショイの掛け声はなく、しずしずと星の井通りを練り歩き、一年に最大の賑わいを見せていました。
面掛行列を見送ったあと由比ヶ浜ビーチを散策していました【続く】