先日、開花したばかりでしたが、東京の桜の名所である目黒川の桜花見散策してきました。
新型コロナ感染防止のため、人気の桜まつりは中止となっていましたので、花見客も例年より少なかったですが、上流の大橋から下流の太鼓橋まで約4kmに亘って約800本の桜のトンネルが出来ていました。
先に、創建7年目を迎えた大橋ジャンクションの屋上にある目黒天空庭園に立ち寄ると、富士山は見れませんでしたが、目黒川周辺や都心を眼下に望める庭園には、春を感じる樹木や花が咲き四季を彩る空間となっています。
庭園の最頂部の「おおはし里の杜」は、生き物中心の緑地としてこの日は開放日ではありませんでしたが、田んぼや樹林が見られ多様な生き物が見られる原風景でした。
園内には、はなももやトサミズキなども満開でした。
目黒川緑道に出てると、見頃となった桜がアーチ状に川面に枝を伸ばし橋上はどの橋もフォトスポットとなっています。
中の橋は、朱色のアーチ橋も満開の桜の色とコラボして絶好の撮影スポットになっています。
中目黒駅を過ぎてイーストエリアに入ると、花見客の数も少なくなり、田楽橋から振り返ると、両岸に約800本のサクラが彩る素晴らしい光景が望めました。
さらに下流のふれあい橋からの光景です。
目黒新橋から目黒川を離れて江戸三大不動の「目黒不動尊」へ向かいました。仁王門前の桜も見頃となり朱塗りの仁王門とマッチして素晴らしい景観でした。
仁王門横の可愛い不動明王親子?です。
本堂への階段の脇には、千年以上流れているという「独鈷の滝」があり、滝の下にある池の水をかけて祈りをするとご利益があるという「水かけ不動」が立ち、不動尊からは「ちょっと もう少し 静かにかけて欲しい~」と怒っているようでしたね・・・
本堂前の桜も満開となっており、鮮やかな彩りを見せていました。
本堂裏には、何故か大日如来像が本堂ではなく露座に鎮座されています。
本堂前の広場には、鐘楼堂や笠や宝珠、如来像などの江戸の飾りなどが彫られた素晴らしい青銅の灯籠が見られます。
目黒川に戻り太鼓橋からの光景です。
急坂「行人坂」を上り目黒大黒天の「大円寺」に立ち寄ってみました。
「大円寺」は、「釈迦三尊像」や「五百羅漢像」、「薬師如来像」、「とろけ地蔵」、「薬師如来像」、「身代わり地蔵」など、圧倒される石仏群が鎮座しており、パワースポットとなっています。
都内の花見スポットを巡っていましたが、新コロナ感染騒ぎや異常天候もあり、花見の風景も例年にない雰囲気の中での花見散歩でした。