MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶら散歩~池上本門寺

2021年07月17日 | まち歩き

関東も梅雨明けとなり、関東有数のパワースポットの池上本門寺境内を散策してきました。

池上駅から池上本門寺へ向かう参道には、以前には無かった巨大な岩が設置されています。

欅造りの総門には本阿弥光悦の書を基に彫られた扁額が見られ壮大な黒門となっています。

総門をくぐった表参道には、此経難持坂(しきょうなんじざか)と称する96段の石段があり、加藤清正が寄進したと伝えられており、名前も法華経の宝塔品「此経難持」の文字数に因んで名づけられた石段となっています。

石段を上った広場には、日蓮上人像が迫力ある厳しい姿でお立ちです。

仁王門の手前には、心願成就・商売繁盛・福六倍増の御利益多い長栄堂があり、風鈴の音が響きパワースポットとなっています。

重層門の仁王門では、阿吽の仁王像が迫力ある姿で立ち、重厚な景観が見られます。

日蓮上人(祖師)を祀る大堂(祖師堂)は、鉄筋コンクリート製の高さ約30mの壮大な入母屋造りの建築で、堂内には龍の天井画(撮影不可)も見られ、懸魚にも鬼瓦や彫刻が飾られて圧巻の姿が見られます。

大堂の横にある霊宝殿は、日蓮上人の御真蹟はじめ本門寺の霊宝・寺宝を収蔵されていますが、休館日で入口の扉も光り輝く飾りで壮観な景観が見られます。

隣接する経蔵には、回転する八角輪蔵(書架)があり、宝形造りの銅板瓦棒葺の屋根と宝輪が見られます。

境内の奥に建つ本殿(釈迦殿)

本殿の山上から約60段の石段を降りた大坊坂の途中の森の中に上人が荼毘された跡に、木製の色鮮やかな華麗な多宝塔が立ち、供養塔として貴重な重要文化財に指定されています。

さらに大坊坂を下った先に、大坊本行寺本堂と日蓮上人ご臨終の間があり、聖なる空間となっています。

日蓮上人入滅の旧跡(御臨終の間)

大坊坂を上って紅葉坂を経て五重塔へ向かいます。

五重塔が立つ周辺の墓所には、プロレスラーだった力道山の墓があり、今も勇壮な姿で平成の時代を見守っておられます。

五重塔は、関東最古の塔だそうで、約30m高さのの塔を見上げると各層毎に様式が異なっているようで、貴重な景観の塔建築のようです。

鐘楼も都内最大の梵鐘で重厚な建屋に吊るされており、その脇には初代の梵鐘が亀裂と歪があって安置されています。

仁王門横の地蔵様に感謝の気持ちを伝えて本門寺のパワーを感じながら本門寺を後にしました。

 

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