都自然教育園を散策の後、隣接する「東京都庭園美術館」の庭園を散策してきました。
「庭園美術館」は、美術館本館・新館と芝庭、日本庭園、西洋庭園で構成され、美術館の西洋建築と緑豊かな庭が調和した庭園で、四季折々の光景が楽しめる名園で、久しぶりに春の緑の庭園を観察していました。
美術館の本館は、昭和初期に旧朝香宮邸として建てられ、アール・デコ様式のレトロ建築で、歴史建造物に指定され、周辺の緑の木々や広い空間を活かした光景や貴重な親子獅子像の彫り物が見られます。
広い芝庭には、エノキやムクノキ、アカマツ、ウメなど歴史が刻まれた姿の樹木が見られます。
日本庭園では、築山と池の周りの散策路が設置され、回遊式庭園となって和風独特の起伏に富んだ景観が見られます。
西洋庭園では、広い芝生広場となっていて、広場の周辺には、ワシントンサクラの名所となっているようですが、一本の木が、花びらが舞い散る名残の姿を見せていました。
国の重要文化財に指定されているアールデコ様式の本館の精華な景観に魅せられて、先日帰宅後画に描いた一枚です。
庭園内には、四季のいろいろな植物が見られる名園で、秋の紅葉などの光景を観察したと願っています。