梅雨明けして暑い一日でしたが鎌倉散歩で名所「円覚寺」を見学してきました。
円覚寺は、臨済宗円覚寺派の大本山で鎌倉五山第二位の名刹で、鎌倉随一の広大な境内には、国宝などの見どころを巡っていました。
総門もその風格を示しています。
総門をくぐると、寺格に恥じない威風堂々たる三門があり、楼上には十一面観音や十六羅漢が安置されているそうですが、公開されていません。
一階の主柱や梁には、彫り物が見られます。
総門をくぐると、仏殿があり、本尊の宝冠釈迦如来が祀られています。
唐門(方丈正門)には、菊の紋や木彫りの彫り物が見られます。
門の扉にも、素晴らしい浮彫のレリーフが飾られています。
参道の岸壁のやぐらには、仏像が安置されていますが、その名は判りませんでした。
方丈裏の庭園の心字池。
創建当時から保存されている放生池の「妙香池」と、池端の「虎頭岩」
妙香池の先には、国宝の「舎利殿」には、「佛牙舎利」という釈迦の歯が祀られているそうですが、公開されていませんでした。
開基の北条時宗公の廟所の「佛日庵」の開基塔
円覚寺開堂の際に、開山無学祖元禅師の説法を聴こうと集まった時に、洞穴より多くの白鹿が群れを成して現れたそうで、山号の「瑞鹿山」の由来になったという「白鹿洞」です。
北条時宗公の夫人覚山尼が建てられた「黄梅院」には、千手観音や聖観音菩薩が祀られています。
観音菩薩を祀る「続燈庵」
円覚寺の塔頭の佛日庵は、白塀に囲まれて屋根の瓦も壮観な景観が見られます。
境内を巡って最後は、140段の石段を上り、関東最大の洪鐘と弁天堂へ向かいました。
「洪鐘」は、総高260cm、口径142cmで国宝に指定されていて、鎌倉最大の梵鐘で鎌倉三名鐘となっています。
「弁天堂」は、江の島の弁財天を勧請して祀られていますが、この日は閉鎖されていました。
弁天堂横の展望テラスからの眺望ですが、富士山の姿は見られませんでした。
円覚寺の総門の前の白鷺池は、開祖の無学祖元が鎌倉入りした際に、鶴ケ岡八幡宮の神霊が白鷺に姿を変えて先導したと言われる伝説の池だそうで、現在は王子の姿は留めていません。
緑豊かな歴史の古刹を巡ってから、久しぶりに源氏山ハイキングコースをハイキングしていました【続く】
円覚寺を懐かしく拝見しました。
富士山🗻が顔を出してくれなかったのは残念でしたね。
私はいつ訪ねたのかも覚えていないくらい前に訪れた事は有ります😅
鎌倉は2、3泊してゆっくり歩いてみたい所です。
いつかそんな日も来る事を信じて、今はじつと我慢のしどころですね、、、
いつもありがとうございます。
円覚寺や建長寺など鎌倉の街は、見どころ多く季節を問わず行きたくなりますね。
kormanも四季の美しさに魅せられてよく訪れますが、鎌倉の魅力は奥深いですね。
前代未聞の苦しい時期の収束を願い、希望ある時を迎えたいですね。
いつも励みのコメントありがとうございます。