MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶら散歩~小江戸川越(2)

2022年02月02日 | まち歩き

小江戸川越散策の後半は、川越氷川神社から元川越城跡の本丸御殿、喜多院周辺を巡ってきました。

川越市役所付近は、川越城の大手門があった所で、川越城図の地図や江戸城や川越城を築城した武将の太田道灌像が設置されています。

市役所近くには、城の中の門跡が当時のままの姿に復元されています。

川越氷川神社は、川越城下の総鎮守として毎年例大祭の川越祭りで数多くの山車が街中を遊行して賑わいますが、昨年も中止となっていました。

参道の大鳥居は、日本最大級の木製の鳥居となっており風格を感じさせる姿で聳え立っています。

氷川神社は、縁結びの神として人気スポットとなっており、この日も縁結びのお守りの赤と桃色の可愛い鯛みくじ「安鯛・あい鯛」を吊り上げて縁を取り寄せる伝統のみくじ吊が人気を呼んでいました💛  

本堂の周りには、縁を願う絵札が吊るされて絵札トンネルとなっています。

本殿の周りには、江戸彫の彫刻が一面に飾られてその由来は不明ですが、氷川神社特有の歴史が刻まれた姿が見られます。

本殿裏手にある御神木は、樹齢600年を超える2本の「夫婦欅」と名付けられた巨木で、8の字を描くように巡ると幸運を呼ぶと言われて、この日も多くの参拝者で賑わっていました。

氷川神社から川越城の本丸御殿へ向かうと、日本百名城に数えられる城址として玄関と大広間、家老詰所が保存され川越城の風格を偲ばせる景観が見られます。

本丸御殿の前には、城内鎮守の宮の三芳野神社があり、わらべ唄の「とおりゃんせ」発祥の地となっており、参道は当時は一般の人は通ることが出来なかったようです。

本丸御殿から住宅街を経て「喜多院(川越大師)」へ向かうと、「成田山 川越別院(川越不動)」では、節分を間近に控えて護摩炊きで賑わうようですが、この日は静かな雰囲気の中で厄除け祈願していました。

「川越大師」と言われる「喜多院」の大師堂は、川越大火で焼失後、江戸城から徳川家光公誕生の間や春日局の間などが移築されたそうで、徳川家ゆかりの名刹となって人気スポットと言われていますが、静かな雰囲気でした。

平面の初層の上に宝形造りの二重層を有する多宝塔は塔内は見られませんが、江戸時代の貴重な重要文化財の景観が見られます。

喜多院の人気スポットの五百羅漢は、既に閉鎖されていましたが、塀際からは、ユニークな姿の羅漢像が約500体並んでおり、威風な雰囲気の世界が見られました。

境内の一角には、「句ぬき地蔵尊」が鎮座しており、すべての苦しみを取り払ってくれるお地蔵さんとなっています。

大師堂横にある慈眼堂古墳の上には、天海僧正(慈眼大師)が祀られている御影堂があり、彩り豊かな扉や天幕が飾られています。

慈眼堂前の鐘楼門は、朱塗りの二層門で龍や鷹の色鮮やかな彫刻が施され、二階には元禄時代の銅籠が吊るされているようです。

さらに古墳の南側には、家康公が逝去し久能山から日光に改葬される際に、喜多院で法要が行われたところで、移送された後に建てられた「仙波東照宮」があり、日光東照宮に似た朱色の入母屋作りの拝殿は、極彩色の飾り日本三大東照宮となっています

小江戸川越の歴史やパワースポットを巡って小江戸川越の風情を堪能しました


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