先日、休日前でしたが、所用があり唐木田を訪ねた折に、多摩の鶴牧公園から奈良原公園、多摩中央公園を散策してきました。
多摩市の天然記念物に指定されているこの日一番の目的だった「川井家の枝垂れ桜」に向かったところ、残念ながらこちらの桜も例外ではなく、満開を過ぎて残念ながら滝のように咲き誇った姿は見れませんでした。
樹齢200年の古木で、川井家の個人のお庭内にあるため庭園内には立入りできませんでしたが、今年は桜の木のすぐ近くまで近寄れるように配慮されていました。
この日は訪れる人も少なく、聞けば1週間前に満開となっていたそうで、
鶴牧東公園への「お山の頂上」からは、多摩ニュータウンの街並みや丹沢などの山並みなど360度の展望が望めましたが、残念ながら雨上がりで遠望の見晴らしは良くありませんでした。
奈良原公園の富士見通りに出ると、快晴なれば富士山が望めるのですが、この日は残念ながら望めません
多摩エリアには、花見スポットが多いが中でも芝生広場の両側の散策路に桜トンネルが出来ており、「春うらら」を満喫できる最高の舞台となっていました。
奈良原公園の住宅街の遊歩道には、瘤だらけの木が多く見られますが、何なんでしょうか?木の名前も判りませんが、一本だけではないので特に病気ではないようですが、不思議ですね。
落合地区に入ると、こちらも一部の枝垂れ桜がピンク色に染まって艶やかな姿を見せていますが、桜並木を彩るソメイヨシノは満開に今一歩でした。
宝野公園では、まだ満開ではありませんが海棠桜が美しい紅桃色に装いソメイヨシノに変わって主役を演じていました。
多摩中央公園では、雨上がりの寒い日だったので、大池前の芝生広場にも人影はなく寂しい光景でしたが、春本番の暖かい日には、多くの家族連れで大変な賑わいを見せる空間となります
多摩中央公園の手前には、過って「ウエルサンピア多摩」がありましたが、ふと振り返るといつの間にか「桜美林」の看板に変わっており、聞けば3年前に閉館して桜美林大学に変わったそうです。
多摩センター駅に着き、乞田川の遊歩道へ出てみるとこちらはほぼ満開となっており、川面に垂れ下がる枝振りも見事でした。
満開のときだったらさぞかし・・と思わずに
いられません。やはり200年の歳月がもたらしたものですね!
マニアに言わせると50~60年の桜は魅力がないそうですから・・・・
今年は、関東エリアではどこの桜も散り始めて、花見散歩も予定が狂い見頃を失いましたね(>_<)
まだ見れる所もあるようですが・・・
昨日、足羽川の桜が見頃になったと聞きましたよ~