冬至を過ぎて快晴の青空に誘われて以前から関心のあった東京・根津神社から東京大学界隈を歩いてみました。
メトロ根津駅から不忍通りをしばらく歩くと、街灯には「文豪の街」の看板が目立つが昔は多くの文豪が住んでいた街だったようで、商店街は大変な賑わいでしたが、一歩根津神社の参道へ入ると、別世界のように静かな境内で参拝する人も疎らでした。
神橋を渡り楼門に近づくと、都内有数のパワースポットとなっているようで、神気が伝わってくるようでした。
唐門をくぐり社殿に向かうが、唐門の脇には、本殿・幣殿・拝殿・唐門が国寶であることを示す銘盤がありますが、聞けば過っての国宝が今は、国の重要文化財となっているようです。
透塀に囲まれた拝殿前は、特に強い神気を感じていたが、拝殿は超豪華な漆塗りの権現造りで出来ており、厳かな雰囲気が漂っています。
もう一つ青銅の灯篭も由緒は不明でしたが、狛犬の彫も素晴らしいもので、重要文化財となっているようです。
根津神社は、つつじが岡としてツツジが咲くころは大変な賑わいとなるようですが、この日はイチョウが色づき始めて紅葉も見頃が近づいていました。
つつじ苑の上には、駒込稲荷や乙女稲荷が鎮座しており、いろいろな狐様がお使いしていました。
また、駒込稲荷の脇には、珍しい六面の庚申塔が鎮座しており、案内板によると、区内で最古のものだそうで青面金剛像が彫られているようです。
稲荷様に続く朱色の千本鳥居が続いており、くぐりながら数えてみれば、149個の鳥居が奉納されていましたが、商売繁盛・家内安全・世界平和・健康第一などの願いを込めており、邪気が取り払われた思いでした。
境内を出て権現坂(S坂・新坂)を登り東大へと向かうが、森鴎外の小説に度々描写されている坂だそうである。
東大前の本郷通りへ出て、近くスケッチを予定している本郷キャンパスのイチョウの黄葉の様子を見るべくキャンパスへと向かう・・・
【明日へ続く~】
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