市内のアートスペースで開催されている「皮膚のデザイン展」を見学してきました。
展示場では、地元出身のアーテイストが創られた人間の皮膚を「第一の皮膚」、衣服を「第二の皮膚」として、「スキンシリーズ」と名付けられた様々なデザインの衣装を着たモデルが展示されていて、身体の夢のファッションショーを想像するような雰囲気となっていました。
展示室ウオールには、性別や人種を問わず、巨体のモデルが体の動きに追従した衣装の「第二の皮膚」として身体を動かしているような様子のアートフルな姿が見られます。
巨体のモデルがの動きを想像するような体型のモデルで「アトラス」と名付けられた巨人像
第二の皮膚は、細胞のように集まる大小の編み目による伸縮自在な無縫製のニットで描かれた画のような様子を伺える作品となっています。
黒い衣装(第二の皮膚)を着用した男女のアーテイストが踊っているようなモデルさん~
第二展示室のエントランスに展示されている、東京五輪2020に採用されたデザインの表彰台スポーツウエア。
第二展示室には、衣服ではなく目に見えない環境や風土、地球を想定する「第五の皮膚」と題した赤い被服で組み立てられたドーム型の空間を捉えた抽象的な作品が作られて、色合いや暗闇の空間となっています。
巨大なボールを包んだ仮装空間を想定される作品
第一・第二・第三など空想を超えた装飾文化の異次元のアート・ワールドな皮膚デザインアートの作品に感動しながら秀作に魅せられていました。