久し振りに日本橋から兜町界隈を散策してきました。
主街道の起点である「日本橋」には、名物である「獅子像」や「麒麟像」が都のマークと共に設置されて凛々しい姿で東京の守護神となっているようです。
日本橋には、首都高を地下道に変更することが話題になっていますが、竣工以来110年を超える切石積みのアーチ橋で国の重要文化財となっており、今後の景観がどうなるのでしょうか?
橋の下流側の滝の広場には、日本橋川の舟着き場となっていますが、舟着き場が出来た時に、坂田藤十郎と市川團十郎の二人の十郎が参加したことから「双十郎河岸」と名付けられて、記念碑が設置されています。
日本橋川の江戸橋脇には、江戸橋倉庫ビルが8年前に高層ビルのダイヤビルデイングに建て替えられ、下層階は、以前のレトロな景観が残されていて、歴史建造物に指定されていました。
その近くの日証館の隣には、証券界の守り神となっている「兜神社」が鎮座し、境内の奥には平将門の兜を地中に埋めて供養したと言われる兜岩が保存され、地域の名前の由来となっているようです。
その先の鎧橋の袂には、過っての「鎧の渡し」のモニュメントが設置されていて、源義家がこの大河を渡るときに船が沈みそうになって鎧一領を投じて無事渡り終えたとの伝説から鎧が淵と呼ばれた伝説の場所で、「鎧の渡し跡」と名付けられています。
袂には可愛い地蔵さんも見られます。
鎧橋から山王赤坂日枝神社の神幸祭で賑わう摂社の「日本橋日枝神社」に立ち寄り、久しぶりに参拝してきました。
境内には、茅場町のお稲荷さんと呼ばれる明徳稲荷神社が鎮座し、家内安全・商売繁盛の歴史深いご利益高いパワースポットとなっていました。
日本橋界隈の歴史スポットを散策のあと、下町の人気スポット巡りを続けました【続く】
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