梅雨の晴れ間となって久しぶりに横浜山手の坂道散歩してきました。
この日は、JR石川町駅から坂道を昇り降りしながら山手西洋館や歴史的スポットを巡っていました。
山手トンネル入口の細道から名門フェリス女学院へ通じる石段の段々坂を上ります。
フェリス女学院の門です。
さらに石段が続き244段の階段を上り山手本通りに到着。
本通りに面する女学院の正門です。
山手本通りから急坂の汐汲坂を上から望む光景です。「汐汲坂」は、この坂道を上り海水を運んだことから名付けられた名坂です。
代官坂上のイエス・キリスト教会前には、4人の長老を描いた石碑が立っていますが、由来は不明でした。
その先の「代官坂」の長い坂を下り元町通りへ向かいます。
代官坂途中には、住宅街へ通じる長い石段もみられます。
「代官坂」は、以前は山手に住んでいた外国人が通った道で「箕輪坂」と呼ばれていましたが、現在はの名前の由来となった名主石川徳右衛門の居宅があったため、「代官坂」と変更された名坂です。
代官坂を下って元町公園へ通じる約100mの急坂「額坂」を上ります。
元町公園の入口から136段の石段が続きます。
石段を上り終わった先に、「山手80番館遺跡」があり、外国人住宅の遺構ですが、関東大震災で被災したまま遺構として保存されています
山手本通りへ出ると、山手西洋館の代表的な建築の「べーリックホール」が立ち、スケッチポイントとして人気スポットとなっています。
その先の外人墓地側には「貝殻坂」があり、この山手大地から貝殻が出土したようで現在も「山手貝塚遺跡」の一部になっているようです
山手通りの貝殻坂の先には、山手の代表的なスポット「外人墓地」があり、十字架や独特のお墓が見られますが、中には入れません。
その先の「港の見える丘公園」に着くと、人影は少なく展望台からは、横浜港を見下ろす光景は抜群で、ベイブリッジや本牧ふ頭を見下ろせて一休みしながら、懐かしい昭和の詩「港の見える丘」を口ずさみながら歌の光景を連想し爽快な気分に浸っていました。
一休みして「谷戸坂」を下り、坂ノ途中にある「Art Gallery 山手」で開催中の「猫の展覧会」を観てきました。
会場には、10人の画家・作家の絵画やアクセサリー、クラフトが展示されており、猫ファンとして画家の方と作品作りの経緯や想い出を語り合っていました。
「谷戸坂」は、山手丘陵地から堀川に延びる約300mの坂道で車道と歩道の日本に分かれています。
坂の途中には、関東大震災の追悼碑が建てられていました。
谷戸坂の一つ歩道の裏坂です。
谷戸坂の下には、「クリーニング発祥の地」の石碑が立ち、外国人向けのクリーニングが始まった歴史スポットとなっています。
堀川を渡り山下公園へ向かいました【続く】
それでとても情緒がありますね!
今年の1月にフェリス女学院へ講演を
聞きに行ったところなのでよく覚えています。
大好きな界隈です。
山手は、名前の通り山の上にあり、異国情緒ある街で西洋館では外国人の雰囲気も感じて素晴らしい町並みですね。
この坂道も六本木界隈の坂道とは異なる情緒があり、特に最初に上がった244段のフェリス坂は、上り甲斐がありましたよ。
この日の目的は、谷戸坂の猫画展を見に行ったのですが、ちょっと期待外れでした。
今年は、横浜のトリエンナーレも楽しみですが、予約制になり、迷っています。