久し振りに懐かしい下町の人情の街である谷中を散策してきました。
人気スポットの「谷中」は、上野台と本郷台の間の谷間にあることから谷中と名付けられたと言われるほど坂が多く坂の街となっていますが、昔の風情が残る人気の街となっているようです。
日暮里駅から「御殿坂」を経て谷中銀座へ向かう途中の「夕焼けだんだん」からは、美しい夕焼けが見えるスポットですが、夕焼け空の光景が想像される風景でした。
谷中銀座通りは約70軒のお店が並ぶ商店街で、想像を超える多くの外国人観光客の姿が見られ人気の街となっているようです。
谷中と言えば猫の街としても話題になっていますが、この日はお産尾する猫は見られませんでしたが、店先や屋根上には、招き猫や白猫の姿が見られました。
寺町の観音寺の南側路地には、江戸時代に作られた瓦と練土を積み重ねた約200mの「築地塀」が見られ、谷中の歴史的景観として台東区のまちかど賞を受賞した貴重な史跡となっています。
路地の向かい側には、対照的な瓦を繋ぎ合わせてようなアートな土塀やお寺の懸魚の鬼瓦も見られます。
観音寺の路地近くの桜並木が続く谷中霊園には、15代将軍徳川慶喜公の墓所や多くの著名人のお墓が見られますが、銀杏通りには墓石が芝桜に包まれて独特の形のお墓が見られました。
さくら通りでは、過って谷中のランドマークであった天王寺の五重塔跡が見られ、方三尺の礎石と四本柱の礎石、外壁四隅柱などが保存されてとの指定史跡となっています。
春には満開となる桜並木のさくら通りには、サクラに代わって藤の花が満開となって見事な姿を誇っています。
谷中霊園から根津神社へ向かう途中の三崎坂(さんさきさか)は、首振り坂とも呼ばれ、多くの寺院があり、寺町となっていますが、昔僧侶が首を振りながら歩いたことから名付けられているようで、この日も坂道を迷いながら首を振っていたら、お寺の本殿には、擬宝珠のような風格ある飾りが見られました(笑)
三崎坂から団子坂を経て、つつじ祭りが開催されている「根津神社(根津権現)」へ向かいました【続く】
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