明治神宮に参拝の後、原宿の東郷神社から千駄ヶ谷の鳩森八幡神社へ参拝してきました。
原宿竹下通りから勝利の神の東郷平八郎命を祀る「東郷神社」へ向かうと、Z旗の必勝祈願の幟が並び勝運神社のパワースポットとなっており、新年の各種大会の勝利を祈願してきました。
神門の扉には、東郷家の家紋の「十六八重菊」と「蔦」の紋が飾られています。
境内の「海軍特年兵之碑」には、海軍特別少年兵の「特年兵」を悼む詩文が石碑に書かれており、当時の厳しい時代が連想されました。
太平洋戦争で潜水艦で戦没された潜水艦勇士の英霊に捧ぐ潜水艦殉国碑も設置されて、碑面には「殉国」と刻まれた主碑と、魚雷模型が設置されています。
境内の神池には、多くの錦鯉が泳ぎ回り神聖な雰囲気となっていました。
境内には、日清戦争に際し海軍の戦勝を祈願して全国から寄進され、戦没者の霊を合祀するために、築地・海軍用地(東京築地市場)の水交社敷地にあった水交神社に創建された「水交鳥居」が移設されたそうで保存されています。
東郷神社で勝運を授かり、戦後の復興此処にありきを実感して、東郷神社から千駄ヶ谷の「鳩森八幡神社」へ向かいました。
鳩森八幡神社は、千駄ヶ谷一帯の総鎮守となっており、特に「富士塚」は、都内最古の富士塚として有形文化財に指定されており、江戸時代から霊峰富士を信仰する信者で賑わうパワースポットとなっています。
本殿には、初詣客で大変な賑わいとなっていました。
富士塚は、高さ約6m程度の円錐形の山で、富士山の溶岩石が置かれ、登山道は自然石が置かれた非常に上り難い石積みで、富士登山を実感するような厳しい山道となっています。
登山道には、登り口から山頂まで一合目、二合目~九合目を経て山頂まで各名所が設置されており、富士登山気分で山頂に登っていました。
山裾にある里宮(浅間社)
七合目には、身祿像が安置された洞窟や巨岩の烏帽子岩も設置されています。
山頂には、奥宮が再現されて富士山の山頂に着いた気分を感じされていました。
山頂付近には、金明水や釈迦の割れ石も見られます。
下山道も、急坂の石段坂となって鎖場があり、想像以上の難しい登山を経験しますが、下り口にはクマザサなどが植えられて、自然の山となっています。
富士塚の周辺には、天照大神を祀る神明社
将棋界の発展を祈願して創られた六角堂の将棋堂
明治神宮から東郷神社など都心の聖地や歴史スポットを巡って新年の厄を払い日の国の発展を願いながらのブラ散歩でした。
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