新春恒例の福を呼ぶ七福神を祀る神社・お寺を寺社巡り散策してきました。
藤沢の七福神は、ご利益がある神様として崇めたてられており、藤沢宿周辺の遊行寺、諏訪神社、感応院、常光寺、白旗神社、皇大神宮、養命寺、龍口寺、江島神社を巡り参拝していました。
「遊行寺」の本殿奥の「宇賀神社」には、商売・芸能の神の「宇賀弁財天」が祀られていて、拝殿裏には、銭洗いの滝や琵琶を弾く石像が設けられています。
藤沢宿の東の総鎮守と言われる「諏訪神社」には、天照大神と大黒様が祀られていて、毎年、春に大黒天祭が行われる名所で、拝殿横と境内社の大黒天社に二体の「大黒様」が祀られています。
諏訪神社近くの「感応院」では、長寿の神「寿老人」が祀られています。
本堂前には弘法大師の立像や右側には三島大明神があり、お堂は回転するようになっている珍しい造りだそうでお堂の中にはお経が納められており、回転してご利益を授かるようです。
「常光寺」では、幸運・財宝・長寿の神の「福禄寿」が祀られて、拝殿前には石像の「福禄寿」も飾られていました。
源義経公や寒川比古命を祀る「白旗神社」では、藤沢の人気スポットとなっており、新年の厄除け祈願していました。
本殿下の毘沙門堂には、知恵と勇気の守り神の「毘沙門天」が祀られています。
毘沙門堂前の広場には、巳の年の大絵馬が飾られています。
藤沢のお伊勢さんの呼ばれる「皇大神宮」は、大庭御厨の総鎮守として1000年以上の歴史を有し、天照皇大神などを祭神とする古刹で、厳かな雰囲気を感じながら参拝していました。
境内には、伊勢の宮や厳島神社、豊受神社など多くの境内社が鎮座し、「恵比寿の宮」には商売繁盛・大漁守護・除災招福の神「恵比寿様」を祀られています。
「養命寺」では、先客万来・家内円満・家運隆盛の福神「布袋尊」が祀られ、拝殿前には、薬師如来の石塔や布袋尊の石像が設置されています。
日蓮聖人を祀る「龍口寺」では、本堂は閉館されていましたが、知恵と勇気の守り神の「毘沙門天」が祀られています。
仁王門の天井には、大きな龍を描いた天井画がライトアップされて巳の年を祝う姿が見られます。
江島神社の「奉安殿」には、日本三大弁財天の一つの商売繁盛・勇気の守り神の「八臂弁財天」が祀られています。
奉安殿前の水が流れる池には、江の島由来の龍神像
新年が安全・安心の年となることを願いながら、福徳をもたらす七福神の姿に魅せられた歴史散歩でした。
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