早咲きの河津桜や菜の花が咲き誇り、関東の富士見百景として富士山を望める松田町の「第15回まつだ桜まつり」の絶景を楽しんできました。
近隣の曽我梅林や本場河津の桜も開花が遅れており、祭の開催期間も大幅に延長されていたが、この日は見頃を迎えて朝から多くの行楽客で賑わっていました。
松田駅から徒歩で約15分、東名の下をくぐり西平畑公園への取りつき路に入るが、入り口にには、馬頭観音や石碑群が迎えてくれました。
急坂の遊歩道では、菜の花と河津桜の競演を見ながら登るが、疲れを忘れる程素晴らしい景観が続きます。
五合目では、菜の花の鮮やかな色合いが美しく主役を演じています。
八合目では山腹に黄色の絨毯を敷き 鮮やかな河津桜が覆うような景観が拡がっており、桜の先の青空には、金時山や富士山が覗き見ることができました。
十合目に到達すると、やや霞んではいますが、富士山の白峰が望めて最高の景観が見ることが出来ました。
芝生広場の子供の館では、恒例の吊るし雛展示会が開催されており、聞けば約3000個の雛が吊るされているそうで、その色合いや雛の表情が素晴らしいものでした。
子供の館の先には、ふるさと鉄道の駅となっており、僅か20cmの軌道の上をロマンスカーが、桜のトンネルをくぐり鉄橋を渡って走りますが、乗車客は殆ど大人ばかりでした・・・
振り返ればいつの間にか、芝生広場には花見客で埋めつくされており、富士山や相模川、東名高速などを見下ろしての絶景に酔いしれていました。
また、広場ではシートを拡げて寛ぐ光景が見られますが、その脇には「箒を持つ少年」が、ごみはどうぞお持ち帰りくださいね~と呼びかけるように、人々にゴミを出さないでと願っていました・・・
しばし、富士山を眺めてから、さらに上部にある「あぐりパーク嵯峨山苑」へと向かいました。
春の美しさですね。
写真だけでも十分満足させていただきました。
春の花の饗宴という雰囲気で、山腹に拡がる景観はまさに花の天国でしたね