新成人のお祝いと一年の無病息災を祈願する藤沢江ノ島の冬の風物詩である、「寒中神輿錬成大会」が片瀬東浜海岸で行われ、約1万人近い大観衆で大変な賑わいでした。
大寒を間もなく迎える肌寒い海岸風景でしたが、東海岸へ着くと神輿や担ぎ手が勢ぞろいしていて、まもなく江ノ島神社の宮司によりご祈祷が執り行われた後、新成人13人も神妙な顔つきで安全祈願の祈りを捧げていた。
担ぎ手は、焚火を囲みながら今か今かと神事の終わるのを待ちわびていたが、若手もベテランも相混じって気力が沸騰していました。
神事の後、4基の神輿が 待ってましたと新成人を含めた担ぎ手に担がれて練り歩き、海の中へと競うように入っていったが、箪笥金具を叩く音と、「ドッコイ~ドッコイ」と勇ましく掛け声を天に届けと響かせていく姿は、観衆も寒さを忘れるほどでした。
約30分の海中練り歩きの後、陸に上がっての勇壮な担ぎ姿には、何と言っても六尺褌や刺青姿が目を引いていたが、今年もカメラおじさんが大勢神輿回りを追いかけて、もみ合う光景があちこちで見られていた・・・・
裸の担ぎ手からは、寒さを吹き飛ばすように湯気が発しているほどで、気合が溢れていたようだ。
神輿には、辰年に因んでか龍の姿も見られました。
新成人も男女を問わずベテラン衆に挟まれて大役を果たし、興奮気味に喜びを表していた。
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