世田谷ボロ市を散策の後、世田谷百景に選ばれている観光スポットを散策してきました。
ボロ市通り近くの駒留通りの「実相院」の北門から境内に入ると、多宝塔の周りには、鮮やかな紅葉に包まれて温かさを感じる秋の光景が見られます。
境内の散策路の周りには、可愛い少女像や石像が設置されて心和む雰囲気となっています。
山門前や本堂周辺も鮮やかな紅葉の森となっていました。
実相院に参拝した後、世田谷区役所通りを経て蛇崩川の緑道は、蛇崩川の上に出来た蛇の形に似た曲がりくねった緑道で、世田谷百景に選ばれた風情ある景観が見られます。
蛇崩川緑道から「世田谷城址公園」へ向かうと、空堀や土塁、石垣に囲まれた吉良治良が築城したという城跡が残されています。
当時の城郭はどれほどの規模だったのか不明ですが、世田谷百景に選ばれた歴史スポットとして名残りある景観が見られました。
「豪徳寺」は、招き猫の寺として有名で猫ファンにとっては立ち寄ってみたいスポットとなっています。
彦根藩主の井伊直孝が鷹狩りの帰りに、夕立に見舞われ雨宿り場所を探していると、 豪徳寺の前で寺の和尚さんが飼っていた猫の手招きでお寺の門をくぐり、雨宿りしていると、立ち止まっていた場所に雷が落ちて難を逃れたと言い伝えられています。
その由縁から豪徳寺は、井伊家の菩提寺となったと言われています。
山門の先には、高さ約20mの木製の三重塔が立ち、塔内には釈迦如来像や招福猫児観音像が安置されて、彩り豊かな木々に囲まれて豪徳寺のランドマークと呼ばれているようです。
猫観音を祀る「招福殿」の横には、福呼んで奉納された無数の大・小の「招福猫児」が並んでおり、参拝者の一番のパワースポットともなっていて撮り合っていました。
仏殿前の梵鐘の周りは、真っ赤なもみじや黄金色のイチョウの木に包まれて華やかな雰囲気が醸し出されています。
4年前に新しく落慶された地蔵堂には、地蔵菩薩半跏像が安置されています。
世田谷百景の歴史スポットを巡り、可愛い招福猫などに感動しながら散歩を楽しんでいました。
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