先日、京都に住む知人を訪ねて数年ぶりの京都を訪れて、時間の余裕があったので、ホテル近くの三条通りや京都駅構内をぶらりと散策してきました。
これまでも何度も京都を訪れて名所・名跡を訪ねているが、三条通り付近には歴史的建造物が多く興味は尽きないところで、時間があればじっくりとスケッチしたいようなスポットばかりです。
ホテル近くには、一風変わった和風旅館のような店構えがあり、よく見ると韓国茶店でしたが、古い日本帯の問屋を改装したそうで、玄関構えや雨戸・街灯の外観が素晴らしくまだオープン前でしたが、店内に入ってみたい誘惑に駆られるほどでした。
烏丸通交差点では、ひと際目立って「みずほ銀行(旧第一銀行)」が光り輝いているが、リニューアルして約10年だそうで、今話題の東京駅や日本銀行本店を設計された辰野金吾のデザインと知り、納得でした。
さらに西へと進むと、「中央郵便局(旧京都郵便電信局)」が目を引くが、重厚な赤レンガ造りのレトロ建築は、近代建築史の中で重要な位置を占める作品だそうです。
中央郵便局の前の路上に埋め込まれている道路標識もいつの時代のものだろうか、景観を配慮した真鍮製で趣があります。
また、鴨川河畔に出ると、送り火の大文字を望み川面を撫でるように風が吹き抜けており涼味を感じる程でした。
京都駅では、吹き抜けの空間を設けたモダンなデザインは、他に例を見ない迫力あるもので、その立体的な空間は天空へ通じるような独特の構成となっており、気の向くままにエスカレータに委ねて天空広場へと向かってみました。
途中のイベント広場から望む大階段ではピカチュウとケルデイオの巨大なステップアートが描かれていましたが、聞けば1か月前に完成したばかりだったようで非常に迫力を感じていた。
最上階の大空広場に上がると、「葉ッピーテラス」があり、正に緑の竹に囲まれたHappy Terraceが出来ており、京都市内を眺めながらハッピーな時間を感じる空間となっていた。
限られた時間でしたが、神社仏閣や紅葉などの名所・名跡以外にも京の町は古くて新しい息吹を感じており、再訪問を誘うものがありました。
見どころ一杯の街ですね。
秋の紅葉時期には、また出かけたいと思っています。
西本願寺裏に血縁の墓があります。そこから清水寺に上って三年坂へ、そして祇園から四条へが墓参のコースでしたが。行かねばなりません。