世界最大の自転車レースのツール・ド・フランスも前半戦を終了し、連日大波乱が起きており、後半戦でのグランツールの総合優勝(マイヨ・ジョーヌ)争いは、混沌としているようですね。
先週開幕したツール・ド・フランスもイギリスからフランスへ舞台を移して連日激戦が展開されているが、良そうもしなかった展開が続いており、益々興味が高まってきている。
第9ステージの中級山岳コースでは、フランス人のギャロパンがマイヨ・ジョーヌを獲得して沿道のフランス人ファンから、大応援を受けていたが、チームを離れて地元選手にマイヨを獲らせたようだ。
第10ステージでは、プレスタート区間で美しいコウノトリの群れもフランスチームの応援に加わっていました
この日は、一級山岳が4か所、2級山岳が2か所と非常にタフな上級山岳コースの161Kmとなっており、おまけに雨と霧に包まれた厳しいコースでした。
山に入ると、フランス国旗に混じって日の丸が降られており、新城選手も大きなパワーをもらったのではないだろうか・・・・
濃霧注意報がでていた前半約67Km地点の雨の1級山岳の下り坂で、突然マイヨ・ジョーヌの最有力候補のアルベルト・コンタドールが落車して、右ひざと肘を強打してドクターから応急処置を受けていたが、かなり厳しい状況が伝わっていた。
応急処置を受けて再スタートし、激坂を上ってメイン集団に一時は追いついていたようですが、約83Km地点でリタイアして今年のマイヨ・ジョーヌ争いから脱落し、先のフルームやAシュレク、カベンデイッシュなど有力候補が消えてしまったのである。
この日の1級山岳コースは、15%の長い激坂が続き、沿道のファンの声援が背中を押していたが、その厳しさが見ていても息が上がるほどでしたね。
最後のゴール地点では、ゴールまで約500Mが20%の激坂で、ライダーには先が見えない飛んでもないゴールラインでしたが、前半マイヨ・ジョーヌを確保していたニーバリが自らアタックをかけてぶっちぎりでステージVを勝ち取り、合わせてマイヨ・ジョーヌを奪い返していた。
ニーバリは、戦前からもフルームやコンタドールと共に、総合優勝候補にも挙げられていたが、前半戦を制覇して最有力になってきたようだ。
後半戦では、タイムトライアルや超山岳コースも設定されており、目を離せない毎日となっている。
一方、この日もコースには美しい山岳風景や多くのパフォーマンスも見られ、フランスの街や山地帯でのグランツールへの強い思入れを感じました。
【挿入写真は、J-Sportsのテレビ画面から】
ツール・ド・フランス、すごいですね。やはりその歴史なのでしょう。
ツールは、J-Sports でも、日によってチャンネルが異なるので
ややこしいですね。
ツールは、フランスではサッカー以上にファンが多いようですね。
我が家は、義息子がTREKの店を営んでいますので、ツールファンとなって毎晩嵌っています。
サッカーには、全く興味はありません・・・