横浜Y+150(開港博)も終了して、静けさを取り戻した古い横浜の街『馬車道』界隈での、スケッチ会に参加してきた。
馬車道通りを中心に、数々の「日本初もの」が存在する古き街並みは、「画になる景観」が多く存在し魅力的な場所である。
これまでもスケッチに度々訪れて描いてきたが、この日は、スケッチ会の仲間との歴史博物館などを描きながら散策した。
馬車道に着いて見ると、丁度この週末から『馬車道まつり』が始まるところで、街並みは既に祭飾りが出来ていた。
県立歴史博物館は、国の重要文化財に指定されており、その景観はどこから見てもスケッチには、威圧感さへ感じている。
周囲に広場も無いので東京芸大会館前からのアングルを選んだが、あのドームや尖塔や主塔、窓飾りなどどれを見ても、
しばらくは描くに躊躇したり、戸惑いを感じるものがある。
また、歩道よりに腰を据えてみると、どこからか素晴らしいジャズミュージックが聞こえてくるのだ。
よく探してみれば、歩道の灯り塔にスピーカーが内臓されており、スイングやモダンジャズが、絶え間なく流されている。
さすがに歴史あるJAZZの街、YOKOHAMAであると感心しきりで、その灯り塔の前に座り込んだ。
懐かしいジャズサウンドに浸りながら、筆を走らせていたが、優雅な時間が流れていた。
丁度、お昼休みの時間帯には、多くのビジネスマンなどが通りすがりに、画面を見やりながら冷やかしを受けた。
それぞれに「難しい・・・」と苦悩しながら描き終えて昼食をとり、雨男のせいか?小雨が見舞われたが次の万国橋へ移動した。
万国橋や横浜税関を望む光景も、誰もが一度は描きたくなるベイエリアの風景であり、運河の映り込みに苦労した。
秋の早い夕闇を感じて、描き終えた頃には、汽車道からのランドマークやクイーンズスクエアのビル街はすっかり夜の顔を見せていた。
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