空前の自転車ブームと言われており、色々な自転車の普及が進んでいるが、自転車が絡んだ事故も空前の数字のようだ。
自転車利用者が増える事により、事故件数も増えるのは当然であるが、残念なのは余りに利用者のルール違反である。
昨年、道交法が改正されているが、自転車の通行は原則 車道走行であることを知らない人が多く、
許可された歩道のみ通行できることすら 勘違いしているものが多い。
信号無視、携帯利用、イヤホーン利用、二人乗り、無灯火、傘差し運転など列挙すれば切がない位である。
近くの交番の前で、警邏中のお巡りさんの目の前を、平気で携帯利用したり、イヤホーンを装着しての運転を見ても、
停止指示して警告も、注意もしないで見逃しているのをよく見かけるが、車の取り締まりとは大違いである。
自転車による事故は、軽微だと理解しているのだろうか?
最近の事故報告では、死亡事故も多発しており、もう少し厳格な取締りや指導が必要に思ってならない。
また、最近の報道によると、『三人乗り自転車』が、法律で認められて販売されているが、売れ行きは低調だそうである。
その原因が、「価格が高い・試乗機会がない・利用期間が短い」と、利用者から不評をかっているのだそうである。
一方、自治体が補助金制度やレンタルシステムを立ち上げているようであるが、その関心も薄く利用率が低いらしい。
安全性を考慮した強度やブレーキ性能、転倒防止、操作性などを考慮して制作されており、製造数などからみて、
他の自転車などと比較しても決して高いとは思えないが、費用対効果や利用度から見て保護者には理解されないのだろう。
一方では、未だにママチャリに、幼児用座席をつけて3人乗りや、一人はシートに乗せて一人は背負って平気で走る例も見る。
本当に、安全であると思っているのだろうか?全く理解できないのである・・・・・
取り締まり側も、安全に対する啓蒙や指導を徹底してもらいたいと願って止まない。
また、ママチャリ利用者に多く見られるのが、自転車のメインテナンスに関する無知である。
パンクしたり、ブレーキが利かなくなって初めて、自転車屋さんへ駆け込む例が多いのだ。
近くの利用者に聞いても、全く自転車の手入れは、何年もやったことがない、やる気も無い人ばかりである。
自転車を含む機械は、どんなものでもメンテが絶対欠かせないものであることを認識して、定期的に自転車屋さんへ行ってほしい。
安ければいいものではなく、性能と価格に、メンテ費用を考えて、自転車ライフを楽しみたいものである。
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