MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

地元の果樹が今年も食べ頃に・・・

2008年08月14日 | まち歩き

今年も、地元のぶどうや梨が食べごろに熟してきたようだ。

毎年、旧盆の頃に地元の多くの果樹園には、愛好者が詰め掛けて大賑わいであるが、今年も、例年以上に美味しいぶどうや梨を求めて 連日多くの人々が駆けつけていた。

Img_20070731t231716497 長くお付き合いしている果樹園のぶどう『藤稔』は、藤沢生まれの藤沢育ちのぶどうとして、近年大変好評で、外観は「巨峰」に似ているが、味覚はそれ以上だと感じている。

毎年、知り合いの方に贈っているが、「美味しかった~」と大変好評でリピートが多い。

このI果樹園のぶどうは、毎年の品評会で、数々の優秀賞を受賞しており、地元では知る人ぞ知る名園である。

 工場生産品と違い、再生産が出来ないのが悩みで 毎年予約が殺到しているそうだ。

伺うと、天候の具合や鳥などの被害防止は、勿論、種無し処理や色調整など大変な手間をかけ 苦労の積み重ねが春から続いて ようやくその結果が結実するのだそうだ。

Img_20070602t203723288 品評会の審査には、味覚だけでなく 樹の仕立て方から下草の生え具合、房の数、粒の張具合などなどに及ぶそうだ。

ぶどうに限らず、梨や桃など日本には すばらしい果物が豊富であるが、どの果物も同様のご苦労が多いと思う。

果物にも生産者の意思が、溶け込んでいるのだと思いつつ味わいたい・・・・・

美しい外観にも、美人・不美人があるがその姿を 描いてみたいと思いつつ味わっている。

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北京五輪が始まり話題独占だ~

2008年08月13日 | スポーツ

テレビ・新聞全てのメデイアが、オリンピック尽くしである。

Olympic_big_w どこへ行っても、「暑いですね~」か「オリンピックが・・・」である。

前半の各競技の熱戦が繰り返されているが、とりわけ 水泳と柔道に話題が集中しているようだ。

日本選手の戦いぶりでは、やはり北島康介選手の活躍がダントツで目を引いている。

『センターポールに 日の丸を・・』 を宣言して、そのとおり結果を出したのは、見事であり、あっぱれだ!!

それも、世界新での勝利。理想的なレース展開だったと、感心した。

この4年間、平井コーチとの二人三脚での道のりは、どれ程苦しい道だったことだろうか?

五輪での2連覇は、日本では76年ぶりだそうだ。1173e264

横一線から、後半抜け出したときは、TV解説者(応援団?)と共に 思わず「イケ~」、・・・・「ヤッター」と叫んでいた。

相手は、ハンセンでもダールオーエンでもなかった。己との闘いだったのだろうか。

ゴールタッチ後の、康介のガッツには、思わず涙した。ハンセンやオーエンが、駆け寄って方を抱き合い「おめでとう」と祝福するシーンには、またまた感動の涙が・・・・・

 インタビューでも『何も言えない~』と、号泣していた。また、もらい泣きしていた・・・

どんなにか『超・超気持ちいい~』と言いたかったのではないだろうか?それを超越した感動だった

400Mフリーのリレーも凄かった。

アメリカの最終泳者 レザクが、最後のひと掻きで大逆転したのには、本当に驚きだった。

1/100秒を争う中で、世界新記録を一気に4秒も短縮とは、ありえない・・・・

あのフェルプスの絶叫した雄叫びのシーンも、忘れられない・・・

新記録続出のこのプールには、何か仕掛けがあるのだろうか?

そして、あの水着騒ぎの結末は、どうなったのか?などなど、話題は尽きないが目を離せない毎日である。

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湘南の海でオープンウオータースイムが開催

2008年08月12日 | スポーツ

湘南の海を舞台に、9-10日湘南オープンウオータースイミング大会が行われ、応援に出かけてきた。

今回で5回目となるこの大会も、日本で最大のOpen Water Simming(OWS)となり、年々人気が上がり、湘南の夏の海の祭典になっている。

021 今年も、小中学生から70歳代までのスイマーや障害者まで、男女約2,000人が集い、10km、2.5km、800Mの種目に初心者からトップスイマーまでが、海の大自然を楽しみながらスイムを競われた。

今回の北京オリンピックから正式種目になった注目のスポーツである。

日頃、トライアスロン競技を楽しむものにとって、非常に興味のあるイベントである。

昨年は、2ヶ月前から特訓して家族で参加したが、完泳したときの感動は今も忘れない。

今年は、エントリーを逃したが、息子が初めて参加し、プールとは違う海のスイムを楽しんだようだ。

024 スタートは、マラソンと違い各年代別にウエーブスタートとなるが、最初はバトルとなり約300人が一斉に入水する光景は、凄かった。

スタートからゴールまでは、ワンウエーのため先導船から安全を守るライフセーバー、カヌー、サーファー、漁船などがコースの両側に並び その光景も 日本一の大会であることを実証するものだった。

025 また、大会を支えるスタッフも地域団体のボランテイア団体が参加しており、これの参加希望者も大変多いと聞く。

東京マラソンの規模は、凄かったが、海のスポーツ競技としては、これも東京に匹敵するのではないだろうか?

参加者の中には、小学生を含めてお父さんやお母さんとの家族での参加も目を引いた。

中高年の女性パワーも驚きだ。男性もたじたじである。

レース結果を見てこれもビックリである。総合成績は、上位はズラリと中学生や高校生が並んでいる。水泳部だろうか? 将来のメダリスト候補がこの大会から出て欲しい。

昨年も、波静かで泳ぎやすかったが、今年も波は穏やかで、グリーンやブルーなど色とりどりのスイムキャップの流れが静かに進む光景を134号線から眺めていたが、すばらしい。

泳いでいると、先を争うと言うより皆で集団で泳いでいるという一体感があって、少年時代に学校で行われた海の集団遠泳を想いだす。

027 ゴールされたスイマーの充実感あふれる笑顔が何ともいえない・・・・

今年は、逃したが来年はまた是非ともチャレンジしたい。

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鶴岡八幡宮のぼんぼり祭

2008年08月11日 | まち歩き

鎌倉の定例教室の後に、八幡宮の『ぼんぼり祭り』が始まったので、足を延ばして段蔓から八幡宮境内へ出かけた。

009 ぼんぼり祭りは、毎年8月6日から9日まで行われるが、今年は70回を迎えたそうである。

夏の風物詩として、鎌倉の伝統行事で 人気のイベントとして定着しているようだ。

日没までには、まだ時間があるが 鎌倉駅からは、八幡宮へ向かう多くの観光客や浴衣姿の地元の方が見られた。

010 立秋の前日に夏の祓いを行う「夏越祭」、立秋を迎える「立秋祭」、実朝の生誕日「実朝祭」が行われ、段蔓から境内の参道には、今年も鎌倉に縁のある著名人の書や画がぼんぼりとして献納されていた。

なんとその数は約400個だそうだ。

今年もどんな著名人のぼんぼり(雪洞)があるのか興味をもって訪れた。

数え上げれば切がないが、中島千波・新藤兼人・朝丘雪路・坂田藤十郎・秋吉久美子・養老孟司・竹中直人・榎木孝明などなど水彩画や漫画絵、書などが見事な作品ばかりである。

 オリンピックメダル候補の北島康介選手や野口みずき選手の似顔絵、琴欧州、植物画、などが時節を写していて目だった作品であった。002

雪洞には、日没と同時に巫女さんが点灯するそうだが、まだ時間もあったの で点灯を待たずに引き上げた。点灯後は、暗闇の中のぼんぼりは 非常に幻想的な光景である。

境内の源氏池には、丁度ハスの花が見頃となっていて、水面を覆い隠すように 池一杯に広がっていました。

花は、夕刻だったので大きなつぼみ状態であったが、花が開くと直径20cmにもなるのだろうか?

ここにも、遠方から来たという高齢者の写真グループが多勢来ていて、先生?らしき方が、撮り方を指導されていた。

凄いかな老人パワーだった。014

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尾瀬ハイク②

2008年08月10日 | 旅行記

2日目(8月5日)は、見晴~沼尻~尾瀬沼東岸~三平下~大清水のコースを選び、尾瀬沼と三平峠越えが目玉である。

未明には、かなり激しい雨が屋根を叩き 目が覚めた。 今日は、雨の中の峠越えを覚悟して コースの状況を想像し眠れなかった。

109 5時過ぎには、雨足も弱くなり 小屋を出る頃には小雨となっていて、レインウエアに支度して沼尻へ向けて小屋を後にした(7:00発)

コースは、直ぐに広葉樹林の中の登道に入り 今回のコースで初の登りで朝早くの体には結構 厳しかった。後続グループに、先を譲る場面も何度かあり、マイペースを維持する。

110 幸い雨もあがって白砂峠までには レインウエアを脱いで、黙々と歩を運び 白砂峠には、ほぼ1時間で到着した(8:15着)

小休止のあと 一気に樹林の中を 大きな葉を広げる水芭蕉が群生する石段を下って、沼尻の休憩所に予定通り到着した(8:45着)

休憩所では、尾瀬沼東岸や三平下から来た人や、燧ケ岳に向う人など、20-30人が今日一日のコンデイションを整えながら、休息していた。

115 尾瀬沼は、雨のあがった後の静かな幻想的な光景で、時間が許せば ゆっくりと画を描きたい構図である。

沼の北岸道のコースを取り 尾瀬沼東岸へ向った。(9:00)

沼畔の道は、アップダウンのある木道であるが、この頃から見るみる内に晴れ間が広がってきて、朝陽の木漏れ日が指してきて 空気が清々しい。

約50分で、東岸のビジターセンターに到着。

ここで丁度 尾瀬の四季を紹介するビデオ上映が始まっていて、ゆっくりとビデオを観賞し 改めて尾瀬の自然の美を認識した。

自然探索のセミナーへの参加を呼びかけていて、それを目的に来られたのか、参加者も結構おられたようだ。

ビジターセンターを10:20に出発し、三平下を経由し 最後の登りの三平峠(尾瀬峠)へ取り付き、約15分で峠に着いた。

126 大清水から登ってくる家族連れのハイカーも結構行き交い、峠には「やっと登った~」と峠への登りコースの厳しさを表わしていた。

ここからは、いつの間にか晴れの夏空になっていて 木漏れ日の林の中を一気に下り 一ノ瀬休憩所には、約1時間で到着した。

かなりの急坂もあり コースを振り返り 逆コースでなくて良かったと安堵した。大清水からの入山者が少ないわけが判ったような気がする。

昼食後、林の中の砂利道の一般道を約1時間 尾瀬の2日間のコースを語りながら歩き、大清水には ほぼ予定通り13:45に到着し ビジターセンターで仲間と乾杯して疲れを癒した。

振り返れば、初の尾瀬の見所を散策であったが ニッコウキスゲの花は終わっていたが、代わりに ノアザミやソバナなどが咲き誇り、貸切の尾瀬を堪能し 快適ハイクであった。

初の尾瀬に臨んだ仲間も 予定通りの踏破に満足感をにじませていた。 

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尾瀬ハイク①

2008年08月09日 | 旅行記

初めての尾瀬ハイクがようやく実現した。以前から是非出かけてみたいと悲願であったが、花の見頃の休日は、渋滞が必至と聞いていて ゆっくりと自然を堪能できるチャンスを待っていた。

学友からの誘いもあり、これぞチャンスと初めての尾瀬ハイキングを、尾瀬ガ原から尾瀬沼への2日間散策コースを選び、4人で出かけてきた。

077 アクセスもいろいろ検討したが、朝出発を選び 新宿からの高速バス(関越交通)で尾瀬戸倉へ直行し、戸倉からは鳩待峠へのシャトルバスに乗り換えて 鳩待峠には、12:40に到着。意外とバスは空いていた。

至仏山から下山してくるハイカーがかなり多く見られ、聞いてみると尾根歩きを楽しまれたようだ。

鳩待峠にて昼食をとり、13:15に山ノ鼻へと向った。 山ノ鼻から登ってくる家族連れや中高年のハイカーとも、言葉を交わし 川上川の清流のせせらぎの音を聞きながら しばし石畳を下り 木道を足慣らししながら緑濃くなってきた広葉樹林を楽しんで、約1時間で山ノ鼻ビジターセンターに14:10到着。

079 いよいよ尾瀬ガ原の起点である山ノ鼻を14:20に出発して、木道を歩むが 至仏山を背にして目の前には、燧ケ岳が美しい姿を見せて迎えてくれた。

木道では、行き交うハイカーの長い列を想像していたが、時折 山ノ鼻へ向う人とすれ違うのみで、行く手には人影が殆どなく 拍子抜けしたが、この広い尾瀬ガ原を貸切状態で マイペースで自然を満喫できて ビックリである。

やはり、ニッコウキスゲが終っていて 既に花ハイクシーズンが過ぎたということか?

081 この辺りから 緑の絨毯の湿原が拡がり 池塘が右に左に点在して、ヒツジグサの葉が 水面一杯を埋めていた。 正に夏の尾瀬ガ原の絵であろう。

つい10日程前には、ニッコウキスゲが咲き誇っていたであろうと想像していたが、ところどころに咲き遅れたのだろうか?ニッコウキスゲやコオニユリが 静かに迎えてくれた。

尾瀬ガ原分岐点(三叉)に近づく頃には、至仏山も燧ケ岳も 惜しむようにガスの中にその姿を隠していた。

尾瀬ガ原分岐点に15:00到着して、休憩をとり 広大なパノラマの湿原を眺めながら 『夏が来れば思い出す 遥かな尾瀬 遠い空~』の「夏の思い出」を口ずさんでいた。

至福の時だった。

097 ここからヨッピ吊り橋方面にコースをとり、山裾のヨッピ川沿いには美しい白樺林が続き、正に絵に描いたような風景である。ぜひ、一度画に表現してみたい。

ヨッピ吊り橋には、15:50着。ヨッピ川の流れは水量も豊かで実に綺麗である。

095橋ももう少し大きいと想像していたが、長さ10Mも無い可愛い橋で 湿原によく映えていた。

この辺には、熊の出没の警告の看板があり、熊おどしの小さな釣り鐘が見られた。

東電小屋には、16:10分に到着したが、この頃に小雨模様となって レインウエアを準備したが、直ぐに雨はあがって暑さも幾分和らいだ。

100 その先の東電尾瀬橋は、最近架け替えたばかりで その姿も周囲にマッチして美しい。

しばらくして赤田代分岐点を右にとり、見晴の山小屋には、予定通り17時に到着した。

「原の小屋」では、心温まる出迎えをいただき、初日のくつろぎの時を迎えた。

聞いてはいたが、お風呂やトイレなどが期待以上に整備されていて、とても山小屋とは思えない。

小屋の方々とも、親しくお話をさせてもらい 心が和んだ。

夕食後には、夕闇迫る見晴を散歩して 星空こそ見られなかったが、尾瀬の静かな自然を満喫し、自然の美しさを再認識した一日だった。

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霊峰白山登山記③

2008年08月08日 | 旅行記

二日目(8月1日)は、御来光を拝して御前峰に望み、お池めぐりの後に室堂センターに帰還し、朝食をとり7時50分にセンターを出発して、黒ボコ岩へ向った。

058 五葉坂を一気に下り、木道をしばし雪渓の残雪を眺めながら景色を楽しんだが、ここまでは 白山神社奥宮境内の石碑があり、休憩場所になっていた。

黒ボコ岩までのコースには、お花畑が広がり、ウグイスが耳元で鳴いているように感じるほど すぐ近くで鳴いていた。

余りに近くで聞こえるので、どこにいるのか探しても姿は見えず。何か我々について来て、励ましてくれるのか、からかっているのかと思えるほどであった。

065 8:10 黒ボコ岩到着。ここから観光新道にコースを取り、「うまのたてがみ」の辺りには、眼下一杯に花畑が続き、クロユリやハクサンフウロ、ゴゼンタチバナ、ミヤマキンバイ、オヤマリンドウ、ハクサンザクラなどなどの高山植物が満開で山肌を埋めつくしていた。

まさに、咲き競って「私の容姿が一番よ」とアピールしているようである。

ガイド役の同僚も、これ程の花が咲き揃っているのは、初めてだとしきりに感070 心していた。

8:55 真砂坂を経て殿ケ池小屋着。

狭い小屋周りは、先に着いていたツアー客で一杯だったが、湯之谷や別当谷を眺められて最高の展望であった。

殿ケ池小屋からは、花畑を眺めながら尾根伝いにひたすら急坂の下りが続く。

074 このコースは、下りに利用するのが多いようであるが、老人の方も結構登ってきていて、さすがに疲労の色が見える。

別当出合への中間点(3K)に9:55着。このコースには、水補給箇所がないのも つらい。

尾瀬伝いに登り下りを繰り返して、禅定道への分岐点(あと2K)に10:20到着した。

073 しばし休憩後に、別当出合への急階段に取り付くが、長い下りが続いてきたので、膝が笑い出してきて、急段をおりてのバランスが取り難くなってきた。

膝が悲鳴をあげてきたところで、ようやく別当出合の登山センターに12:35到着。

やはり、長い下りに連続で体力も限界か?

そのまま一ノ瀬ビジターセンターへ向い 白山温泉にて疲れを癒し 久し振りの白山登山の神秘的な美しさや伝説に酔っていた。

登山客が絶えない人気の秘密が判ったようだ。

一方、別当出合周辺では、槌音高く 大掛かりな砂防工事が行われていたが、この自然がどのように保存されていくのだろうか?と、気になりながら霊峰に別れを告げた。

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霊峰白山登山記②

2008年08月07日 | 旅行記

二日目の朝は早かった。昨夜の天候具合では、御来光を拝めるのか疑いもあったが、未明の3時半には、御来光を拝めることを知らせる室堂センターの太鼓が鳴り響いた。

既に、3時過ぎには、部屋の中では、暗闇の中で あちこちでゴソゴソと動きがあり、否応なしに起こされて、時刻さへ判らずに出発の準備にかきたてられた。

御来光予定の4時59分に合わせて、小屋を出れば、既に広場では多くの方が、頂上目指して長い列が出来ていて、地元の消防隊も訓練の一貫だろうか 30名余の隊が出発前の点呼が行われていた。

外気は、予想以上に冷気が吹いており、防寒着を着けて 丁度4時に御前峰に向けて出発した。

頂上への登山道は、長い列が続き 大渋滞の様子。時々、足は止まり、マイペースの歩行は望めない。

真夏とは思えない寒風が、日本海から強く吹いており、時折突風が吹いていた。列の中には、老人の方も見られ、幼少の子供がお父さんに手を引かれて続くが、冷たい強風と厳しい登りに、泣きながら登る姿は、痛々しい・・・・・・

頂上に近づいても、濃霧がかかっていてご来光は無理なようだ。御前峰には、4時50分に着いたが、すでに狭いエリアには、登山客で溢れて御来光を待っていた。

地元のガイドだろうか、白山の由来など説明されていたが、強い風に遮られて全く聞こえない。雲は厚く、霧は晴れて来ないようだ・・・

033 岩陰で寒さを凌いでいると、突然『今、御来光が見えたつもりで万歳三唱しましょう』、ガイドの声がかかり、歓声が沸き起こり 一同 バンザーイ・バンザーイ・バンザーイヽ(^o^)丿

約10分後に、雲の中に 太陽の陽が おぼろげに姿を現してきた。

御前峰の奥宮神社では、神主から祝詞があり、多くの参拝客が安全祈願?をしていた。

037 この白山神社奥宮は、日本に約2000社があるといわれている、白山神社の総根社だそうである。

頂上記念碑では、記念写真を撮る人が長い列を為していた。

5時10分に、頂上を後にして、池めぐりコースへと下山した。

041 翠が池周辺には、残雪が多く見られて、霧の中の池の風情もまたすばらしい。

いくつかの池周辺を回り、室堂へ向うと 霧も晴れて陽がさしてきた。道の両側には、ハクサンシャジンやコバイケソウ、などなどお花畑が広がってきて、室堂近くの雪渓の周りには、クロヒメの群生が見られ、しばし足を止めて 「恋の花」を楽しんだ。044

055 6時半には、センターに戻り、朝食を取りながら、今日の下山コース『観光新道』のチェックを行いながら、身支度を整えた。・・・・・・

【登山記③】に続く・・・・・・

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霊峰白山登山記①

2008年08月06日 | 旅行記

信仰の山として、日本三名山の一つに数えられる『霊峰白山』に、走友仲間と一泊二日コースで登山に挑戦した。

学生時代には、2、3回登って以来の挑戦となった。

故郷 福井勝山の平泉寺の開祖 泰澄大師がはじめて白山に登り修業したのが、信仰登山の始まりだそうだ。

早朝に、家を出て福井のベテランハイカーと合流し、登山口の別当出合には、丁度12時に到着した。平日にも拘らず別当出合の駐車場は、ほぼ満員であった。

001 12:40=昼食後、登山センターで入山手続きを終えて、吊り橋を渡って砂防新道に取りついた。沢では、大きな砂防工事が進められていて、槌音が大きく轟いていた。

13:22=中飯場着。休息場には、既に下山してきた登山客が、数十人休息されていて、ベンチや給水施設も万全であった。

006 13:35出発し、ひたすら見事に整備された丸太と石段を登るが、あまりの見事な階段で 自然の登山道とはかけ離れていると感じた。

聞けば、地元出身の代議士の力添えで手を加えたと聞くが、ここまで政治家が係わっているのか?と驚いた。 こんな立派な登山道は、他に例を見ないが1、2年の工事ではなく かなりの予算取りに寄与したのだろうか? さしずめMロードとも言うのだろうか?

14:50甚之助小屋着。ここにも約20名の登山客が休息していたが、殆どは前日登山された下山客である。

約10分休憩後に、登っていくが 低学年だろう幼少の子供連れが 多いのには驚いた。生き生きとして元気で降りてきた。お父さんお母さんも、付いていけないようだ。

しばらく だらだらとした登りが続くが、15:20に南竜ケ馬場方面への分岐点に到着。室堂まであと2キロ地点である。

012 黒ボコ岩方面に、道をとり しばらくして豊富な流水(延命水)に出合い、喉を潤し、顔を冷やして 神の水に出会ったようだ。

その後に、急な階段が約30分続き 疲労も溜まってきて 喘ぎながら歩を運ぶ。汗も止まらない。

16:07 黒ボコ岩の分岐点に到着。名前の通り、黒い見事な大岩が多くあり、登ってきた登山道が、遥かに見下ろせる。 

16:18 黒ボコ岩を出発して、室堂への道をとる。この頃からガスがかかって来て視界をさえぎる。

018 すぐに、白山神社の境内に入り、木道を歩むと最後の難所の五葉坂にかかる。

あと1キロであるが、かなりの急坂で、疲労の溜まった全身に重く応えてきた。約20分で目の前に、室堂のビジターセンターが見えてきた。

023 16:45 室堂着。登山時間は、なんとガイドマップの所要時間(休憩含まず)4時間半を、休憩含んで4時間だった。 急に疲れが噴出してきた。

今日のコースでは、期待の花畑はなかったが、明日の下山コース(観光新道)には、花畑が多いそうだ。

028 白山神社に、参拝して 周囲を散策したが、ハクサンシャジンに混じってクロユリの可憐な姿があった。

山小屋には、約450人の客があるそうで、予想していたほどの混雑はなかった。明日の御来光へ想いを馳せて、7時には、床についた。

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夏祭りの楽しみは~

2008年08月03日 | 地域活動

真夏の夜の夏祭りが、昨夜地元の小学校校庭で行われ、2,000人を超える参加者で大いに、賑わった。

001 夏休みに入って、先週の「遊行の盆」で盛り上がり、藤沢市内のあちこちで毎週、行われているところだ。

地域の住民参加のイベントとして、定着しており、貴重な地域コミュニテイーの一つである。

006 3ヶ月前から、主催者の一員として、各町内会の皆さんと企画から始まり、諸準備を進めてきたが、今年は、好天にも恵まれて 各町内会知恵を絞った12の夜店も、大変好評で 早くから大行列が出来ていた。

夜店には、焼き鳥や焼きそばなどに長い列が出来て、毎年人気のものである。

020 夜の帳がおりる頃には、校庭一杯に地域の皆さんが、浴衣や思い思いの服装で集まってきて、子供達はクラスメイトと浴衣姿を楽しんでいたり、可愛い子供もおじいちゃんやおばあちゃんに手をとられて、ヨーヨーやおもちゃを求めて楽しんだようだ。

また、市長も多忙な中で 顔を見せていただき 盆踊りにも飛び入りで参加されて 住民と手を取り合って笑顔を振りまいておられたのが 印象的だった。

024 地元の伝統の太鼓保存会による演奏も、小さな子供から高齢の方までの一緒に奏でる太鼓演奏は、大変人気を呼んでいた。

福引抽選で運試しのあとは、盆踊りには、小さな子供から老人までが、共に幾重もの輪をつくり、時間を忘れて 楽しんだ。

023 地域の皆さんが参加しての手作りのイベントは、地域コミュニテイーとして大変貴重なもので苦しんで楽しんで更なる輪を広げて生きたいと願う。

早朝からの準備から始まり、後片付けの夜遅くまでの 長い長い暑い一日は終わった。

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