「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ハグタイム」

2009年01月27日 | つれづれ噺
世の中には色んな記念日が設定されている。1月31日は“アイサイ”の日だそうである。
1月の1をアイと読み、31日をサイと読む。合わせてアイサイの日、つまり「愛妻の日」なのだそうな。

ここでも、一つ気に入らないのは、愛妻の日があって何故、愛夫の日というのがないのか。そう言えば、古今東西「愛 夫」などという言葉さえないんだものねー。どこまで行っても、男はつらく出来ているようだ。それでちょうど男と女のバランスが取れるというなら、それはそれで致し方ないね。

日本愛妻家協会なるものが、2006年に1月31日を愛妻の日と定めてから、徐々に広がりを見せている様子。 それにちなんで今度は、「ハグタイム計画」を打ち出したのだそうな。愛妻の日を更に具体的に、言葉だけではなく態度で示そう…という計画らしい。

ハグ…聞き慣れない言葉だが、英語で「抱擁」と言う意味だそうだ。温暖化の進む地球に住みながら、段々寒冷化をたどる倦怠夫婦に、ハグタイムを通して地球同様夫婦温暖化に方向転換し、仲睦まじき夫婦像を取り戻そうという運動である。

主旨やよし! 狙いよし! されど態度で示せといわれてもねー…、今更ねー…。
とは言え、明日でまた一つ年を重ねる。四捨五入すれば古稀かー…。気持ちを改めるに不足な歳でもないよなー。でもねー態度ではねー……。相手も嫌がるだろうし、「お父さん、大丈夫??」などと、額に手でも当てられたら立つ瀬がないよなー。

ヨーッシ!玄関ハグやお茶の間ハグは、もうちょっと若手に任せて、言葉ハグを考えよう。 これなら幾つか思い当たる。 「オッ ご苦労さん」「ウン、こりゃー美味しい」「少しは休めよ…」 付け焼き刃を見破られぬよう練習が必要だ。 でも、身も心も冷えかかった夫婦には、言葉だけでの温暖化は期待薄かもね…。
コメント (12)
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