大相撲初場所が終わって4日。今日になって、復活優勝を遂げた横綱朝青龍に対して、日本相撲協会理事長から「厳重注意処分」が出された。朝青龍を指導監督する立場の親方にも同様の処分があった。
同じ横綱白鳳との相星で、優勝決定戦の末賜杯を抱くことになった本人が、優勝決定の瞬間、喜びのあまり、両手を大きく広げてガッツポーズをしたのが、横綱として品格を欠いた行為だということらしい。
三場所連続休場、進退をかけた今場所で幕内最高の成績、しかも優勝決定戦を制した喜び、どん底から頂点を極めた感激は計り知れない。その感情のほとばしりを「品格を欠いた…」と、厳重注意。 断っておくが、私個人的には最も好きになれない力士が朝青龍である。
相撲協会のお偉い方々の視点に物申したい。ガッツポーズ以前に、横綱としての品格を欠く行為を何故咎めないのか。完全に土俵から出て勝負あった相手の顔を張って土俵下に落とす。相手が倒れて、完全に勝負が付いていても大きく左手を振り回して空振りをする行為。自分の顔を若手が張りに行ったら、翌日呼びつけて「覚えておけ…」と威嚇する行為。などなど。長い長い相撲ファンの一人としてはそっぽを向きたくなる。
それでも、悪役人気が高く、営業成績を好転させてくれると、視点をねじ曲げてでも、一応注意して帳尻を合わせ幕を引こうとしているように見える。
このような品格のなさ、目を覆いたくなる大人の見識の欠如が、国会中継に頻繁に見られる。相手を罵倒することで、我が意のみを主張している議員さん。大相撲は興行成績・議員さんは近付く選挙の得票成績に左右されて、本質を見失いつつある現状で、何処で・誰が・誰に・どのように「品格」を求めて行くのだろう。
本当の強さには、品格は自然に付いて行く。品格が備わっているから、強さがホンモノに見えてくる。そんなものだと思うけどなー…。
( 写真: 品格を欠いて厳重注意処分となったガッツポーズ )
同じ横綱白鳳との相星で、優勝決定戦の末賜杯を抱くことになった本人が、優勝決定の瞬間、喜びのあまり、両手を大きく広げてガッツポーズをしたのが、横綱として品格を欠いた行為だということらしい。
三場所連続休場、進退をかけた今場所で幕内最高の成績、しかも優勝決定戦を制した喜び、どん底から頂点を極めた感激は計り知れない。その感情のほとばしりを「品格を欠いた…」と、厳重注意。 断っておくが、私個人的には最も好きになれない力士が朝青龍である。
相撲協会のお偉い方々の視点に物申したい。ガッツポーズ以前に、横綱としての品格を欠く行為を何故咎めないのか。完全に土俵から出て勝負あった相手の顔を張って土俵下に落とす。相手が倒れて、完全に勝負が付いていても大きく左手を振り回して空振りをする行為。自分の顔を若手が張りに行ったら、翌日呼びつけて「覚えておけ…」と威嚇する行為。などなど。長い長い相撲ファンの一人としてはそっぽを向きたくなる。
それでも、悪役人気が高く、営業成績を好転させてくれると、視点をねじ曲げてでも、一応注意して帳尻を合わせ幕を引こうとしているように見える。
このような品格のなさ、目を覆いたくなる大人の見識の欠如が、国会中継に頻繁に見られる。相手を罵倒することで、我が意のみを主張している議員さん。大相撲は興行成績・議員さんは近付く選挙の得票成績に左右されて、本質を見失いつつある現状で、何処で・誰が・誰に・どのように「品格」を求めて行くのだろう。
本当の強さには、品格は自然に付いて行く。品格が備わっているから、強さがホンモノに見えてくる。そんなものだと思うけどなー…。
( 写真: 品格を欠いて厳重注意処分となったガッツポーズ )