「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「とんど祭り」

2009年01月12日 | 季節の移ろい・出来事
昨日第2日曜日、小雪舞う錦帯橋下河原で、今年もとんど祭りが行われた。
昨年一年間、床の間に飾ってあった熊手や、古いお守りなどを焼いてもらうために、わざわざ出かけた。

正月以降最初の大勢の人が集まる行事とあって、市長さんは主催者側の一人であるが、それ以外にも、国会議員さんをはじめ、次期衆院選の候補・県会議員・市会議員さん等々、議員さんのオンパレードの様相であった。
無理もない、今春は早いか遅いか衆院解散総選挙が見えている。それぞれの立場で、お忙しいようである。

岩国市報によると「錦帯橋とんど祭り」と銘打ってある。しかし、どんど どんど焼き とんど(歳徳)焼き どんと焼き などなど様々に呼ばれており、その内容も地域や習慣によってまちまちのようである。
百科事典で「とんど」と探したら、「左義長」と呼ばれ、青竹を3本組み合わせてその足を広げた中に燃やす物を放り込む。その三脚状をサギッチョと呼んでいたことから「サギチョウ」と言われるようになった、小正月の火祭りで、少年の管理の元で行われる。いわゆる子供主体のお祭りが原点のようである。

小正月と呼ばれる1月14日の夜または15日の朝などに行われる火祭りが始まりで、門松やしめ飾り、書き初めで書いた物などを燃やして今年の無病息災を祈り、書道が上達することを祈ったという。近年は第2日曜日に行われるところが多い。

苦しいときの神頼みではないが、多くの人が明日の生活に困るという未曾有の不況風を、大きく燃え上がりはじける炎で吹き飛ばしてくれることを祈りたい。
今年のとんども、舞う粉雪を吹き払って大きく大きく燃え上がっていた。 何かいいことがあるといいな……

        ( 写真: 見事に燃え上がるとんどの炎。横山側から撮影 )

コメント (8)
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