地元マツスタで最終戦を終えて、ファンに挨拶
今年のプロ野球が終わった。と言ったら叱られるかもしれない。パリーグではCSが。それが終われば日本シリーズが残っている。
まあそういうことからいうならば、さしずめカープのペナントレースは終わった、というべきだろう。
早い話が120試合戦って52勝56敗12引き分け、借金4、勝率4割8分1厘で5位。という数字。思うところは色々あっても受け入れるしかない。
ちなみに最下位ヤクルトは、41勝69敗10引き分け。電卓が要るほどの負け越しで勝率3割7分3厘。
カープもヤクルトも投手出身監督1年生という条件は同じ。やはり、投手出身者の監督としての資質はどうなんだろう。
今年のカープを見る限りでは、「オイオイ、その采配違うんじゃないの?」「バッター心理が読めてないんじゃないの?」と首をかしげるシーンが、間違いなく多かった。ソレいけワッショイのお祭りシーンが何度かあったはずなのに、そういった盛り上がりをことごとくつぶしにかかった監督でもあったような。
もちろん持って生まれた性格や、マウンド上で孤独と闘い続けた投手というポジションに、総指揮官とは相いれない精神的ギャップがあったのか。
思えばあの8月9月の戦いの中で、4番鈴木誠也の覇気のない打席を見るに見兼ねてトイレ休憩に当てたアタシの勘はどうだったのだろう。
終わってみれば、5年連続打率3割、25ホームランは、プロ野球史上過去3人しかいない。王さん・落合さんそれに小笠原さんという大打者の持つ大記録なのだという。その仲間入りなのだから、大したことをやってのけたのだ。やっぱり誠也は大打者なのだ。ならばあの負けが込むときに「オレがなんとかしてやろう」という意気込みを見せて欲しかったねー。
兎に角ひとつ終わった。夕方6時からテレビにしがみつく生活とお別れだ。但し半年間だけ。
今日から生活のリズムが正常に戻るのを喜ぼう。そして再び素晴らしいコーチが戻ってくる。また来年に夢を託して、しばらくの間イライラを忘れ、穏やかに自分のことに時間を使おう。といいつつ、新聞のスポーツ欄にカープ関連の記事を探す毎日に変わりはないのであろうが。