この華やかさはいつ戻るのか
ついに来たか、恐れていたことが！！
われらのカープ、歯ぎしりするほどの弱さで低迷を続ける広島カープ。その主力選手の数人が、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。
あまり名誉なことではないし、本人から直接話を聞いたわけでもなく、聞くべくもない遠い人たちなのだから敢えて名前もはっきりした数値も示さないが、確かにコロナ感染でスタメンから名前が消え、ベンチからも外れた。
代わって岩国市の山間にあるカープ二軍の本拠地由宇球場から、急遽一軍に8人もの選手が呼び込まれた。この事実を見ても、感染者や濃厚接触者が多くいるのであろうと推測される。それでなくとも不甲斐ない試合が続いている中で、このままずるずる行かないためにも、一日も早いレギュラークラスの復帰と活気ある試合を待ち望むだけである。と同時に、野球選手となったからには一日も早く一軍へ。一軍に上がったらたとえ一試合でもヒーローに。
そんな夢を現実のものにして、レギュラーで低迷する先輩の尻を叩くような若手の出現を待っている。
カープの選手がコロナ感染と聞くのは辛い。親戚の中に感染者が出たとの知らせを受けたような暗い気分になる。県内の感染者が、市内の感染者が何人増えたと聞くよりさらに身近に、コロナの怖さを感じさせられる。その分、なんとか早くコロナ退治ができないものかと歯ぎしりする。
「そういえばあの頃はコロナという感染症であずったよね～」などと思い出話になる日を待ちたい。そしてマツダスタジアムがあふれんばかりの超満員で真っ赤っか。応援のうねりが球場を包み、赤いジェット風船が華やかに舞い上がる、そんな日の早く来ることを待ちたい。いつ来るんじゃろう。
